in 楽屋裏 5

ゲームの真実（オール）蔵出し ページ42

TOKIO兄さんと久々に共演したMステ終了後の楽屋。
二宮は番組が終了すると、さっさと現場を後にした。

和「お疲れ〜。バイバイ〜またねぇ〜。」

智翔雅潤「お疲れ〜。」

パタン

智翔雅潤「………。」

静かになった楽屋。何時もの様に帰り支度を終えた四人も楽屋を後にしようとした時、挨拶代わりのノックと同時に国分と山口が代わりに訪れた。

達「お前等、あいつをどうにかしろよ！」

智翔雅潤「？」

入って来るなりそう告げられても何の事だか分からない。いや、正確には『あいつ』に関しては一人しか居ないのだが。

潤「何かありました？」

太「いや、まだ別に無いんだけどね。」

翔「？まだ？って？」

後から何かがあると言う事らしい。
四人は首を捻って先輩に意味を訊ねれば、つまり今残り三人を誘いにかけているらしい事を聴かされた。

達「たくっ。お前らがいけないんだぞ！」

雅「ええっ〜、何でぇ〜？！ニノが勝手に誘って勝手に先輩方がついてくだけだよねぇ？」

うん、うん。と頷く三人。確かに端的に言ってしまえばその通りなのだが、そこには付いていった者にしか知らない現状があるのだった。

達「………家に行って何するか知ってるか？」

潤「ゲームをやってる所をただ見せられる。とは聞いてますけど…？。」

達「そうだ。」

翔「でもそれは承知ですよね？」

達「承知…では無かったが、まぁ良い。問題はそのゲーム内容だ。」

智翔雅潤「ゲーム内容？？」

そこで、四人は今まで他方から聞かされてきたゲーム問題の真相を知る事となる。

達「RPGとかってさぁ、キャラに名前付けるだろ？あれがそのまんまお前等なんだよ！」

智翔雅潤「！？！？」

太「そうそう。もう凄い可愛がりようでさぁ。装備なんかも、「Jはお洒落さんだから、やっぱり最新にしてあげないと。」とか言っちゃってさぁ、もうひたすらキャラ自慢。結局の所ゲームを見せたいんじゃ無くて、お前らのキャラを自慢したいだけなんだって！！」

達「そう、そう。俺が見たのなんて、Aibaがクリティカルばかり決めたら「やっぱ相葉さんなんだよなぁ〜。ねぇ、見た見た今の凄かったでしょ？ウチの相葉は本当凄いんだから。」って位ずっと同じもん見せさせられてよ。」

雅潤「！！」

太「だからさ…

智翔「後は！！」

太達「へっ？」

智翔「俺は！？」

二人に迫る大野櫻井。二宮が可愛がる自分のキャラ話をまだ聞いていないと、目尻を上げて迫った。

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