お揃い。(大宮) ページ35
何時もの楽屋。
この日大野は朝から心の中ではワクワクして特定の彼が来るのを待っていた。
但しあまり感情の起伏が少ない男。
端から見ても何時もと変わらず、ボ〜ッとしている様にしか見えないが、よーく見るとその動作はおかしかった。
智「………。」
翔雅潤「………。」
見つめる三人の先には大野の後ろ姿。
何故か画面の映っていないTVと対峙している。
黒い画面に写る大野は微動だにせず寝ている様にも思われるが、ピクンと頭を上げるとフルフル振っては頬をパシパシ。
でもまた下げた頭を今度はコツコツTV画面を小突いた。
翔「大野さん、眠いんならそんな所で我慢しないで机で寝たらどうです?」
メンバーの奇行な動き(ある意味何時もの事だが)を見るに見かねた櫻井の助言に、大野は振り返ると『違う違う』と首を横に振ってから、また何かに反応を示しピクンと顔を上げた。
翔雅潤「???」
鼻をヒクヒクさせ、扉を見つめる大野。
何だろうと同様に見つめる三人。
しかし何も起こらない。
智「………。」
じっと待つ四人。
ガチャ
和「おはよ………えっ?な、何?」
何時もの横に入って来た二宮に向けられた8つの瞳にびっくり。
時計を確認したがまだ時間前。
えっ、えっ?と怖々一人ずつ確認で顔を眺めたが、いまいち反応が無く分からない。
だってそうだろう。三人だって分からないのだから。
その時ふと感じた大野の視線。
和「?おはようございます………?」
ふにゃと相貌を崩す大野。
智「おはよ〜。」
和「?はい。何かありましたか?」
智「ん。あった。ん、ふふっ。」
和「良い事ですか?」
智「うん。」
和「そう良かったですね。」
智「ん。良かった。」
そう告げると納得した様で大野は何事も無かったかのように二宮の隣に着き、一人ふにゃふにゃと微笑むのであった。
翔雅潤「………分かんねぇ〜。」
智「ん。っふふっ。」
和「………ありがとうございます。」
素っ気なくポソッと呟く二宮。お耳がちょっぴり赤くなっている様子に大野も満足。
二人は同時に机の下へ視線を向けたのだった。
智「うん。お揃い♪」
今までとちょっぴり色が変わった事を三人が知るのはいつの日か?
そしてまた6月を期待している。
終わり。
大野さん、朝からありがとう!(笑)
休みで起きたらこのラジオにやられた。(笑)
何故お揃いにするかなぁ?可愛過ぎるよ。
二人も出して。(オール+磁石?)→←ラブショット(にのあい編)
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YUY(プロフ) - エイニノさん» 初めまして。見て頂きありがとうございます。いや~本当可愛かったですよね。今も直ぐ隣にあります。(笑)またお暇な時にでも覗いて見て頂ければ幸いです。書き込みありがとうございました。 (2016年2月27日 23時) (レス) id: dde059238c (このIDを非表示/違反報告)
エイニノ(プロフ) - 初めまして!いつも楽しみにしています。あたしもあの某雑誌は有無を言わず手に入れて、今は毎日めくってます。色々と書いて下さいね♪ (2016年2月27日 12時) (携帯から) (レス) id: 8b0e32d0b5 (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - さーじゅさん» 初めてまして。楽しんで頂けて幸いです。下らないものばかりですが、彼等がいちゃついてる限りネタになりますので(笑)これからも宜しくお願いします。先ずは今日のしやがれですね♪今から楽しみ。 (2016年1月30日 9時) (レス) id: dde059238c (このIDを非表示/違反報告)
さーじゅ - 初めまして、in楽屋裏大好きで全部読ませていただいてます!でもおもしろすぎて止まらなくなってしまうので、1日1話ずつ読んでいやされています(*´ω`*)更新楽しみにしてます! (2016年1月29日 16時) (レス) id: f6c0bc4a9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:YUY | 作成日時:2016年1月23日 10時