in 楽屋裏 5

撮影。続き ページ32

今にも飛び掛からん勢いで端から見つめる大野の姿。本当に抱き付きたいが我慢我慢。
柱を掴んで抑制しながらその撮影を見つめていた。

智「相葉ちゃん〜遅いよぅ〜。」

ニャンコをクルクルダンスをさせる二宮の姿に一同メロメロ。
クスクスと鼻に掛かった笑い声がまた愛らしさをUPさせている。

和「ほら、ほ〜ら！」

テンションの上がった声が響く中、遠くからはその場に似合わないバタバタした激しい物音が近付いてくる。
これがビデオ撮影だったら激怒されてもおかしくは無い、ほんわかぶち壊しの騒音と共に櫻井松本は入って来た。

翔潤「はぁ、はぁ、はぁ………！！」

息を切らし見上げた先には真っ白な世界に佇むピンクのフェアリーに一瞬息さえ忘れ見とれる二人。
パァ〜！と輝く効果音までが聞こえてきそうな二人の表情に、流石のスタッフ達も呆れ顔を向けるのだが、そんな視線はお構いなしに、二人はカメラマンの直ぐ脇まで寄って行くと、ディレクターさながらに言葉を発した。

潤「あ、そこ！そう！ニノはそこで寝転ぶ！」

和「えっ？な、何？」

翔「黙って集中！！そう！子猫と戯れて！」

突然の二人に最初は戸惑ったもののそこはプロ。二人の煽りに二宮も調子を上げて撮影は進む。
柱でこっそり眺めていた大野も相葉の帰還と共にスマホを掲げ撮影開始。

最高の出来映えがそこに仕上がった。

撮影終了。
そう思われた瞬間、完璧を追究するディレクター松本。首を傾げて提案１つ。

潤「何かさぁ、可愛いだけじゃ無いアンニュイな感じあっても良いんじゃない？」

雅「あっ！それ良いかも！！」

智「うん。」

翔「決まりだな。ニノ上着脱いでさ猫が居なくて淋しい感じを表現。」

和「………何で上着脱がなきゃいけないんだよ。」

翔「好みの問題だ、気にするな。」

和「………。」

雅「うん。後は場所だけどさ、猫って狭い所好きだからさ」

智「バスルームなんかは？」

潤「良いねぇ〜！」

こうして四人の連携に依って完璧な状況を仕立て上げると、今度こそ！撮影は終了さたのであった。

智翔雅潤「よし！！」

和「何が「よし！」なんだよぅ！！」

智翔雅潤「可愛いのよし！」

和「………。」


終わり！！(笑)

只今楽屋渋滞に付き出来上がったものから載せてきます。
Twitter？LIFE公式のを見たら書かずにはいられなかった。(笑)
最近カメラマンさんからの可愛い発言多い気が。(笑)

ラブショット（末ズ編）→←撮影。（オール）

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