撮影。(オール) ページ31
何時もの楽屋。
只今二宮LIFEの撮影の為席を外していた。
因みに大野相葉組も同様に撮影していたが、相葉がもの凄い勢いで楽屋へと駆け込んできたのだった。
ダダダッ!!バタンッ!
雅「翔ちゃん、松潤!!」
息を切らし全速力で入って来た相葉。顔が真剣で切迫した様子だった為、居残り二人も表情を固くして立ち上がった。
翔「何?何かあった?」
事件か事故か?二人の脳裏に不安が浮かぶ。
雅「…はぁはぁ。に、ニノが、ニノが!!」
翔潤「!!どうした?!」
また怪我でもしたか?
不安は一気に最高潮。二人は楽屋を飛び出そうとした。
雅「もの凄〜く、………可愛いんだ………」
翔潤「?!………はぁ?」
扉のノブに手をかけた所での発言に、二人は急停止。間抜けな声で振り返った。
雅「はぁ、はぁ………。」
膝に手を置き息を整える相葉に呆れた視線を向ける二人。
『そんな事は端から知っている。今更何を』
と心の声まで響いてきそうなそんな二人の様子に、やっと顔を上げた相葉は少々イラつきを露にするのだった。
雅「………そう。あまりに可愛くてカメラさんまでもメロメロ状態で、リーダー何て今にも抱き付かん勢いな状況を態々知らせてやったって言うのに…?」
ガチッと相葉の両肩を握る櫻井松本。
表情は一変相葉にスマンと謝りながら、うん。うん。と頷いた。
翔潤「相葉君、ありがとう!」
そう言い残すと駆け出す二人。折角教えに来てやった相葉を置いて二人は撮影現場に猛ダッシュを開始した。
雅「あっ、ずりぃ〜!」
二人を追い掛ける前に、当初の目的。大野の物と二つ。スマホを手にとってから楽屋を後にするのであった。
雅「絶対欲しいって、言ってもあげないからな!!」
バタンッ!!
相葉は大野とのじゃん拳に負けた事を悔やみながら叫び、現場へと戻るのだった。
撮影現場。
白いフワフワした空間にピンクが映えるクッションが1つ。ソファに腰掛けた二宮自身も薄いピンク色のシャツを着ているメルヘン設定。10代の女性アイドルならまだ分かる。
しかしそこに居るのは32のオッサン。
だが、如何せん似合っている。
いや、似合い過ぎて性別までもが朧気な所へ来ての、ニャンコ投入。
子猫をふんわり持ち上げ視線を合わせば、二宮の頬もフンニャリ、トロトロ。
ついでに周りのスタッフからレンズを構えるおじさんまでも、ほんわりフニャフニャさせて眺める始末。最後はこの方。
智「あっ、あっ………。」
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YUY(プロフ) - エイニノさん» 初めまして。見て頂きありがとうございます。いや~本当可愛かったですよね。今も直ぐ隣にあります。(笑)またお暇な時にでも覗いて見て頂ければ幸いです。書き込みありがとうございました。 (2016年2月27日 23時) (レス) id: dde059238c (このIDを非表示/違反報告)
エイニノ(プロフ) - 初めまして!いつも楽しみにしています。あたしもあの某雑誌は有無を言わず手に入れて、今は毎日めくってます。色々と書いて下さいね♪ (2016年2月27日 12時) (携帯から) (レス) id: 8b0e32d0b5 (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - さーじゅさん» 初めてまして。楽しんで頂けて幸いです。下らないものばかりですが、彼等がいちゃついてる限りネタになりますので(笑)これからも宜しくお願いします。先ずは今日のしやがれですね♪今から楽しみ。 (2016年1月30日 9時) (レス) id: dde059238c (このIDを非表示/違反報告)
さーじゅ - 初めまして、in楽屋裏大好きで全部読ませていただいてます!でもおもしろすぎて止まらなくなってしまうので、1日1話ずつ読んでいやされています(*´ω`*)更新楽しみにしてます! (2016年1月29日 16時) (レス) id: f6c0bc4a9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:YUY | 作成日時:2016年1月23日 10時