in 楽屋裏 5

あ〜ん。続き ページ28

和「あ、ありがう。」

ニッコリ微笑み返す末っ子コンビ。
ドラマ顔負けのカレカノラブラブ状態は、見ている方が恥ずかしくなる。

和「じゃあ、こちらからはお礼にあ〜ん。」

自分の食べていたプリンを掬って松本の前に差し出す二宮。勿論スプーンはそのままだ。

目を見開きながら照れる松本。
凄く嬉しそうにニヤけながらも顔を近付けてくと、

パクンッ！

一瞬の隙に、横から大野に先を越されたのであった。

翔雅和潤「あっ？！」

魚の様に食らい付き幸せそうに、フニャリと崩れる大野。
大層お口にあったらしい。フニャフニャほっぺが更にフニャリと蕩けていく。

智「ん、おいち。」

落ちそうになった両頬を手で包み満面の笑みでフニャリと笑えば、キョトンとしていた二宮を懐柔するには十分の効力だった。

和「………ッつ………」

可愛さのあまり、口を押さえながら笑いを堪える二宮。その仕草の方が可愛いいと思うが、それはそれ。
大野は二宮の様子に満足すると、再びポッカリ口を開け、お代わりを催促。
その姿行動に完全に絆された二宮。
笑いを堪えながらも今度は大野の前にプリンを差し出したのであった。

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一発逆転の瞬間であった。

潤「………。」

寝とられならぬ、食い取られ松本。
気が付くと櫻井相葉が松本を挟んで肩に手を回していた。
普段大野の何気無い、無意識の奇襲に泣かされ続けて来た二人だからこそ、この瞬間の痛みは身に沁みて分かっていた。
涙を堪え頷く櫻井相葉。
松本を同士と認め肩を叩くと二人は慰め合うのであった。

翔雅「ドンマイ。」

終わり？


潤「いえ、次は負けませんから。」

和「潤君、格好いいよ〜。」

智「ん、ふふっ。和君、あ〜ん。」

和「あ〜ん。」

翔雅潤「………。」

終わり！

可愛かった、末ズとにのあいの距離感。
昨日のは色々ヤバかった。(笑)
野望はまたやれたらね。(笑)

ラブショット（磁石編）→←あ〜ん。（末ズ→大宮）

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