髭伸び時間。(オール?) ページ25
何時もの楽屋。本日櫻井執行委員長の元、二宮を外した四人は早目に入り慎重な面持ちで席に着いた。
翔「それでは、緊急会議を始める。時間はあまり無い為、積極的に議論し速やかに解決へと導いてもらいたい。」
櫻井の号令に互いを見合い頷く一同。
思いは同じであるから結束力は半端無かった。
翔「まず、聴いた際一番気になったのだが、4〜5時間遊んだ発言であるが、やはりあれは二宮宅に着いてからの概算であろうか?」
潤「ま、そうなんじゃない?だけどさその前の髭が生えるかって言う
翔「そう!流石松潤!!実は俺もそこが気になっていたんだ。」
雅「へっ?何で?」
同調し立ち上がる櫻井とは違い、意味の分からない相葉大野 。しかしここで今回の尤も恐ろしい疑惑を聞かされる事となる。
翔「どうすれば髭が本当に生えるか分かると思う?」
雅「ほっとけば何れ生えるよね?」
翔「そうだ。つまり本当に生えるかどうか知るためには、それなりの時間居る必要があるって事だ。」
潤「山口君は4〜5時間遊んだと言ったが、滞在時間とは限らない。また普通に考えてみれば夜酒を飲んだ後、ニノの家に行きまた酒を交わしながらゲームをする。」
翔「夜は更け酒は回り、互いに気持ちが良くなり眠気がやって来る。寝室にベッドは1つ。ゲスト用の布団位はあるだろうが…」
雅「………酔うと真っ赤になってヤバイんだよね。」
智「意味無く、くっつく。」
翔「あの逞しい胸板と腕。あいつの事だ。構わず懐に入り、それを拒める相手など居るだろうか?いや、いる筈が無い!!」
潤「そう!つまり髭が生えるかどうかを確かめるには!朝まで一緒に居れば自ずと分かる事になる!!」
智雅「!!つまり、一緒に寝た?!」
ハモる二人に頷く二人。
事態は最悪な状況が四人の脳裏を駆け巡ったのである。
アイドルとしては似つかわしく無い程の逞しい体躯。間違いなく、盛り上がったその筋肉に興味を示し触り倒す事だろう。
そしてあの天然人たらし。
気付けば懐に入り込み、お酒でワンテンポ遅れた反応で顔を上げれば、酔っていっそう潤んだ瞳が真っ直ぐ見つめる。
肌はシルクの様にキメ細やかで、薄い唇からはちょっと白い歯が覗いている。
空調の効いた室内で薄着になった鎖骨からは、華奢な肢体がチラリと覗き、少し掠れた声で囁くその甘い声色は内耳を溶かす。
四人は同時に思い描いた状況に、顔面蒼白で固まった。
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YUY(プロフ) - エイニノさん» 初めまして。見て頂きありがとうございます。いや~本当可愛かったですよね。今も直ぐ隣にあります。(笑)またお暇な時にでも覗いて見て頂ければ幸いです。書き込みありがとうございました。 (2016年2月27日 23時) (レス) id: dde059238c (このIDを非表示/違反報告)
エイニノ(プロフ) - 初めまして!いつも楽しみにしています。あたしもあの某雑誌は有無を言わず手に入れて、今は毎日めくってます。色々と書いて下さいね♪ (2016年2月27日 12時) (携帯から) (レス) id: 8b0e32d0b5 (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - さーじゅさん» 初めてまして。楽しんで頂けて幸いです。下らないものばかりですが、彼等がいちゃついてる限りネタになりますので(笑)これからも宜しくお願いします。先ずは今日のしやがれですね♪今から楽しみ。 (2016年1月30日 9時) (レス) id: dde059238c (このIDを非表示/違反報告)
さーじゅ - 初めまして、in楽屋裏大好きで全部読ませていただいてます!でもおもしろすぎて止まらなくなってしまうので、1日1話ずつ読んでいやされています(*´ω`*)更新楽しみにしてます! (2016年1月29日 16時) (レス) id: f6c0bc4a9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:YUY | 作成日時:2016年1月23日 10時