in 楽屋裏 5

遊び相手。続き ページ12

そう言う二宮だが、三人には耳と尻尾の垂れたワンコしか思い浮かばず苦笑する。
ただの痴話喧嘩だと知り、心を撫で下ろした三人だったが、その時！！

雅「ああっ！！もうっ！」

バンッ！！ガタッ、ガターン！

智翔潤「！！！」

机を叩派手にく音に続いて椅子が倒れる音に再び三人は顔を見合せた。

智「ねぇ、何かヤバくない？。」

翔「あっ、いや、でも……。」

潤「黙って！！」

冷静に判断した松本が二人を遮り、再び三人は扉に貼り付く。
微かに音が聞こえる。

和「………っつ！んーー！…やっ……。」

智翔潤「？！？！！！」

雅「っ！あっ………だめだっ………っ」

和「？！やっ！！やだぁって………んっつ

翔「おいっ！ちょっとヤバ

智「黙って！！」

翔「…はい。」

何故だか今度は真剣に遮る大野。迫力に櫻井は素直に謝った。

雅「お前がっ、変な嫉妬なんかするからっ、悪いんだろっ！！」

和「やっ！あんっ、だって………相葉さんが、風間風間ってっ！んんっ………あっ

雅「だからっ！もう………！！」

和「やだっ！！やっ、あっ…やっ！！」

激しくなる物音。
三人の頭の中で既に二人の情況は赤面ものとなっている。

どうする？どうする？

パニクる三人。いや、大野だけは石の様に固まって見えるが、これは真剣に聴いているだけなのか？それとも思考停止か？

そこに一際響く二宮の声。

和「んんっ！あんっ、やだ止めて！！あい

バンッ！！！

我慢出来なくなった櫻井松本が同時に扉をぶち破るのであった。

翔潤「雅紀止めろ！！………？」

智「………？」

和「？？」

雅「………へっ？なに？？」

翔潤「えっ？あっ………あれ？」

固まる５人。特に想像が妄想に変化し暴走していた三人は、しっかり服を着たままの二宮に戸惑いを隠せない。
比較的処理能力の低い大野だけは、この現実に直ぐ順応したのだった。

智「………何やってたの？」

雅「えっ？指相撲。だってこいつ朝から遊んでくれないって拗ねるから…。」

和「だから遊んでくれ何て言って無いだろ！好きに遊べばいいって言ってんじゃん！！」

雅「だからそれが遊んでって言ってんだよ！」

翔潤「もうっ！いい加減にしてくれぇ〜！！」

雅和「へっ？？」

真っ赤な顔したまま床に倒れ込む真面目な翔潤と、意味不明で首を傾げるにのあいがいるのだった。


終わり。

ラジオやら、風間さんゲストの話やらでつい書きたくなってしまった。(笑)
ニノちゃん拗ねちゃうよ〜。

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