続き。 ページ8
風「いいですか？もう少ししたら撮影現場ですから、その前にしっかり着替えと覆面はしておいて下さいよ。」
ハンドルを握りながら、バックミラー越しに菊池は促した。
翔「だけどそんな上手くいくか？(そもそもこの衣装何処から手に入れた？)」
確かにノコル姫を間近に見たいとは思うが、あまりにも事が急激で櫻井は戸惑いを隠せないでいた。
風「いくか、いかないかが問題じゃ無いんです。行かなきゃノコル姫には会えませんし、ましてお守りするなんて出来ません。」
翔「それはそうだけど…。」
確かにこの機を逃して次があるとは思えない。それは確かにそれはそうなのだが。
翔「なぁ。」
風「…なんです？」
翔「なんで俺が別班なんだ？ノコル姫はテント側なんだから、俺がテント
風「テント側の方が図体が良いんです。」
翔「？」
風「だぁかぁらぁ、兄さんの体格だと思いっきり浮いちゃうんですよ。」
テント側はノコル姫の護衛、または不測の事態に際しての実行班なのに対し、別班は普段は商社マン等として生活しているごくごく普通の一般人に見える事が大切であるから、体格も様々であった。
風「ノコル姫を引き立てる為にも後衛は出来るだけゴツい方が良いんです。分かるでしょ。」
翔「分かる！！」
風「…なら良かったです。」
あまりの即答に流石の菊池も言葉を失った。絶対もっと突っ込んでくるかと思っていたが、櫻井の中では既に満足行く100％の答えだったのである。
翔「確かにノコル姫を守る為には屈強な戦士の方が萌えるもんな。…は？！だけどそれはつまりニノの大好きな筋肉マンが勢揃いしてると言う事…。？！！マズイ！！急げ急いでニノの元へと行くんだ！！」
相手が恐縮しててもノコル姫自らアピールしてきたら、いくら護衛の者が自制していてもコロリとしてしまう可能性は充分にある。と、言うかそんな未来しか見えない。
櫻井はしっかりと覆面を被り現場に到着すると、別班側の覆面集団に紛れたのである。
翔(決まった！！)
が。
出演者(誰だ？あの撫で肩。)
スタッフ(あんな役者居たっけ？)
上手く紛れたつもりでもかなり人目を惹く撫で肩であり、極めつき。
ノコル姫「…？翔ちゃんそんな所で何してんの？」
一瞬でバレていたのである。
こんな事でノコル姫をお守り出来るのか？
それより明日の重大発表が気になるぞ！！
続く？終わり？
黒×ノコ希望！！(笑)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 135人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
YUY(プロフ) - ちえさんさん» アニメ化？か？とかもありますが、何にしても楽しみ過ぎるますね。いや〜早くビジュアルを見たいですよね。 (3月7日 19時) (
レス) @page26 id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - 情報解禁は遅くなるでしょうが、楽しみですねぇ。アクションがある妖精だと嬉しいなwww (3月7日 17時) (レス) @page26 id: 9add11b86c (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ちえさんさん» 流石にあのタオルを剥ぎ取ろうとする行為はアウトでしょう。(笑)また中丸君の「危ない危ない」がいい味出してくれてましたよね。 (2月17日 15時) (レス) @page25 id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - きゃー卍危うし、気をつけて〜！それにしても毎朝のWおはよ〜と温泉でのイタズラ。翔ちゃんが心配するのも仕方がないかな。藻屑になった後、復活出来るかなぁ… (2月16日 21時) (レス) @page25 id: 9add11b86c (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ちえさんさん» こちらこそ。ジタバタを見た瞬間にワンコが毛を逆撫でてジタバタしてる姿を想像してました。(笑)ジタバタニノちゃんを見てみたい。 (1月11日 22時) (レス) @page22 id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：YUY
| 作成日時：2023年6月17日 12時
