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マタ「…で。お前はノコル様の何が知りたいんだ？」
マタは突然態度を柔和にすると黒須の耳元で囁いた。
黒「総て。」
正確には「何でもいい。」だが、それでは忠誠を誓ってる二人にはいい響きでは無いと考えた。
本心を言うなら「何でもいいから、やつとまともな会話がしたい。」であったが、流石にそこまで言うのは黒須のプライドが許さなかった。
しかし彼のその他愛ない一言により状況は急展開したのである。
マタ「まぁ、そりゃあそうだよなぁ。今後一生添い遂げる相手の総てを知りたくなるのは当然っていやぁ当然だ。」
黒「へ？」
シチ「でもそれは流石の俺達だって分からないし俺達が分かる必要も無い。」
黒「あっ、いや、ちょっと待ってくれ。」
マタ「あん？」
黒「いや、その…今聞き間違えじゃなきゃ、「一生添い遂げる」って言わなかったか？」
マタ「だってお前はベキ様にノコル様の事を託されたんだよな？」
黒「あっ、ああ…。でもそれは、
マタ「ならお前はノコル様の伴侶として認められたって意味じゃないか。」
黒「。…は？！」
シチ「ホント上手くやったよな、お前。」
黒「やった？…へ？」
マタ「だよな。あの恐ろしくイケメン好きのノコル様を落としたんだからな。まぁ、ゴビじゃ無くなっただけでも俺等からしたら万々歳だがな。しかしお前のどこがそんなに良かったんだろうな。」
シチ「確かにノコル様が嫌いじゃ無い顔立ちとはいえ…。パッと見は分からんがかなり鍛え上げられた筋肉はしてるみたいだからそこか？」
黒「ちょ、ちょ、ちょ
マタ「でも俺はもっとはっきりしたムキムキ筋肉がノコル様は好きなんだと思ってたんだが…。」
黒「いやいや、ちょっと待っ
シチ「後はそりゃあ、…ほら…。」
黒「だからちょっと頼むっ！」
二人の好奇な視線に晒された黒須は流石に紅潮していた。
黒(いったい、どう言う意味…。)
いや、頭の中では理解した。しかしそれは頭の中であり、まだ黒須の気持ちは抗っていた。
テロ組織として活動してきたテント。
そこは確かに男達の場であっただろう。
そんな中、ノコルが特別な存在であっただろう事は想像につく。
だがしかし！！
黒(何故、俺が？いや、それより…。)
マタ「まぁ、ここじゃなんだから俺等の部屋で話そうか、なぁ兄弟！！」
黒「きょ、きょうだい？！！」
そう言うとマタとシチはガシッと黒須の肩に腕を回し有無を言わせず二人の寝室へと連れて行くのであった。
続く。
(笑)
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YUY(プロフ) - ちえさんさん» アニメ化？か？とかもありますが、何にしても楽しみ過ぎるますね。いや〜早くビジュアルを見たいですよね。 (3月7日 19時) (
レス) @page26 id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - 情報解禁は遅くなるでしょうが、楽しみですねぇ。アクションがある妖精だと嬉しいなwww (3月7日 17時) (レス) @page26 id: 9add11b86c (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ちえさんさん» 流石にあのタオルを剥ぎ取ろうとする行為はアウトでしょう。(笑)また中丸君の「危ない危ない」がいい味出してくれてましたよね。 (2月17日 15時) (レス) @page25 id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - きゃー卍危うし、気をつけて〜！それにしても毎朝のWおはよ〜と温泉でのイタズラ。翔ちゃんが心配するのも仕方がないかな。藻屑になった後、復活出来るかなぁ… (2月16日 21時) (レス) @page25 id: 9add11b86c (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ちえさんさん» こちらこそ。ジタバタを見た瞬間にワンコが毛を逆撫でてジタバタしてる姿を想像してました。(笑)ジタバタニノちゃんを見てみたい。 (1月11日 22時) (レス) @page22 id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YUY
| 作成日時：2023年6月17日 12時
