インロック。完結 ページ4
しかし二宮の指が櫻井の指に絡んだままなのは分かっている。
それを外す事は簡単だが、櫻井は立ち止まった。
和「しょおちゃん…。」
ずっとこの時を待っていた。
若い頃から何度も同じひとつのベッドに寝たことはあったが、あの頃の自分達は若かった。
しかし今は違う。
絡んだ指に少しだけ力を入れた。
拒まれたらそのまま何事も無く部屋を出れば良い。
だけど二人共、いい年の大人である。
何も言わなくても分かるだろう。
握り返される指。熱を孕みしっとりとした指先に、櫻井はもう考えるのを止めた。
翔「ニノ…。嫌になったら何時でも蹴り飛ばしてくれれば良いから。」
和「くすっ…。うん、そうする…。」
＊
和「…さん、翔さんっ。」
翔「えっ？あっ、やっぱ蹴り飛ばす？」
和「はぁ？何寝惚けてんすか？着きましたよ。」
翔「えっ？？あっ…。はい！降ります降ります。」
和「もう、ホントに大丈夫？」
翔「大丈夫、大丈夫！！」
もう準備は万端。脳内シュミレートも出来た。
初めの二宮宅では無いが、バクバク高鳴る鼓動を必死に抑え、二宮の後ろを着いて行った。
そして玄関が開かれる。
櫻井にとっては最大のチャンス。インロックしてしまった失敗を好機に変えよ。
櫻井は深呼吸して二宮の家に足を踏み入れようとした時。
雅「あれぇ〜翔ちゃんどうしたの？」
翔「？！えっ？！あ、相葉君？！」
和「聞いてよ聞いてよ、翔ちゃんてば家インロックしてきちゃって、入れ無くなっちゃったの。」
雅「えっ？マジ？！」
和「うん、マジマジ！！相葉さんみたい廊下で寝られても困るからね、家来て貰った。」
翔「…多分、廊下まで入れないです…。」
雅「ははっ、それじゃあ俺よりヤバイじゃん。兎に角こんな所じゃ何だから入ってよ。あっ、ニノちゃんお風呂入ってるからね。」
和「あっ、うん。翔ちゃん相葉さんと適当に飲んでて。それか先にお風呂入っちゃう？」
翔「…あ、いや…。強い酒が飲みたい気分。」
雅「もうやだなぁ、インロック位でそんな落ち込まないでよね翔ちゃん。仲間じゃん！」
翔「仲間…。」
それはライバルの間違いじゃ無いかと言いたかったが、完敗の身としては何も言えず自棄酒を飲もうと決めた櫻井だったのである。
あの時インロックした事を二宮に告げなかったのは正解かもしれない話であった。
終わり。
オチメールでの会話でした。
いや、もう間違えると翔さんがすぐ男前になるので時間がかかりお待たせしました。(笑)
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YUY(プロフ) - ちえさんさん» 相葉さんのは最初びっくりしましたよ。大丈夫か？って思ったらマイクでホント良かった。こんな時だからこそ相葉さんには元気でいてもらわないと。今日位ちょっとだけでも休めたら良いですよね。来年はもっと加速上げる見たいですから、お互いも頑張りましょう！！ (2019年12月28日 22時) (
レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - Mステ、ミラクル相葉さんと紳士な翔さんが見れてよかったです。パフォーマンスも素敵で。フォーメーション変えたりね？凄いですよ。でも、流石に疲れが残ってる気がしました。カウコンから初詣でお仕事はおしまいかな。ゆっくり出来るといいですよね。 (2019年12月28日 17時) (レス) id: 1ccccc1d0d (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - しいなさん» おはようございます。着きました！！初めてこんな前って位に少ないです。びっくり！！風が無いのでまだ日陰だけど大丈夫な気温です。駐車場入れて貰えれば日向になるのでもう少し。やっぱりグッズ買うだけでもちょっと嬉しい。ニノちゃん買ってきます！！ (2019年12月12日 8時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
しいな(プロフ) - おはよーございます。寝癖爆発にのちゃん、激かわでしたね！今日名古屋のプレ販行かれるんですよね。昨日までと違って今日は寒くなりそうですので、温かくして行ってくださいね！お気を付けて( ﾟ∀ﾟ)ﾉ (2019年12月12日 7時) (レス) id: 4992a66598 (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ちえさんさん» あれね、私もちょっと気になった。それが何処を指すのか？新たな出発の時の事はまだ考えられないだけかもしれないしね。信じましょ。待つしかない。私達も先を考えるのは2021になってからにしましょ。忙しいですよ！ (2019年11月4日 18時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YUY
| 作成日時：2019年9月12日 12時
