インロック。赤黄 ページ3
翔「………。」
櫻井は二宮が運転手に場所を告げている間、頭の中でひたすら自分を罵倒していた。
言った所で現状が変わるわけでは無いが、二宮に迷惑を掛けた自分が許せなかった。
折角ちょっとはカッコ良く二宮をエスコート出来たのに、最後の最後でおかした失態。
「ホント何やってんだよ、櫻井翔！！」と頭の中で何度も叫んでいた。
和「…さん、翔さん。」
翔「えっ？あっ、な何？！」
和「大丈夫ですか？」
翔「えっ？あっ、うん。大丈夫ちょっと考え事してただけ…。」
和「うん、火は使って無いからその辺は大丈夫だろうけど、やっぱり気になるよね。」
翔「あっ…いやそれは大丈夫。火の気は無いし、家は締まって俺さえ入れない状態だしね。」
櫻井は苦笑しながらそう答えた。
実際家の事は何も心配してなかった。
ただ、己の不甲斐なさに自己嫌悪していただけ。
和「仕事は？」
翔「ん、完全オフ。だから今日に設定した。」
別に何かある訳じゃ無いが、翌日仕事だとどうしても落ち着かないからと、櫻井は二人共休みの日を選んでいた。
和「そう、じゃあゆっくりできますね。」
翔「えっ？」
ゆっくりできます？
ゆっくり？
ゆっくり…。
翔「…？！ええっ？！！」
櫻井は二宮の一言でやっと今の現状を把握したのである。
深夜、今から二宮の家に行くのだ。
それも100％お泊まり確定のこの状況。
互いにお酒も入って気持ち良い。(櫻井自身はインロック事件で完全に醒めていたが。)
そんな中、二宮と二人一夜を明かすと言う事は？？
あれ？俺、もしかしなくても大チャンス？
櫻井は今までの落ち込みから急浮上。
心の中でインロックの神様(頭に浮かんだのはホテルの廊下で寝るメンバーの姿であった。)にお礼を言ってから、拳を握り小さくガッツポーズを決めたのである。
インロックの神様ありがとうございます！このチャンス、必ず無駄にはしません！！
二宮の家に泊まると言う事実。
それも明日は二人してオフである。
酒を傾けながら語り明かそう。
そして、新聞屋さんが来る頃になったら二人でベッドへ向かうのだ。
和「しょおちゃん…。」
翔「ニノ。」
足どりの覚束無い二宮の腰を抱えながら寝室のドアを開けば、そこは初めて櫻井が足を踏み入れる領域であった。
簡素な寝室は彼らしく、大きめのベッドに二宮の肢体をゆっくりと横たえた。
翔「ニノ、おやすみ。」
そう言って櫻井はそのままリビングに戻る素振りをみせる。
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YUY(プロフ) - ちえさんさん» 相葉さんのは最初びっくりしましたよ。大丈夫か？って思ったらマイクでホント良かった。こんな時だからこそ相葉さんには元気でいてもらわないと。今日位ちょっとだけでも休めたら良いですよね。来年はもっと加速上げる見たいですから、お互いも頑張りましょう！！ (2019年12月28日 22時) (
レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - Mステ、ミラクル相葉さんと紳士な翔さんが見れてよかったです。パフォーマンスも素敵で。フォーメーション変えたりね？凄いですよ。でも、流石に疲れが残ってる気がしました。カウコンから初詣でお仕事はおしまいかな。ゆっくり出来るといいですよね。 (2019年12月28日 17時) (レス) id: 1ccccc1d0d (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - しいなさん» おはようございます。着きました！！初めてこんな前って位に少ないです。びっくり！！風が無いのでまだ日陰だけど大丈夫な気温です。駐車場入れて貰えれば日向になるのでもう少し。やっぱりグッズ買うだけでもちょっと嬉しい。ニノちゃん買ってきます！！ (2019年12月12日 8時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
しいな(プロフ) - おはよーございます。寝癖爆発にのちゃん、激かわでしたね！今日名古屋のプレ販行かれるんですよね。昨日までと違って今日は寒くなりそうですので、温かくして行ってくださいね！お気を付けて( ﾟ∀ﾟ)ﾉ (2019年12月12日 7時) (レス) id: 4992a66598 (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ちえさんさん» あれね、私もちょっと気になった。それが何処を指すのか？新たな出発の時の事はまだ考えられないだけかもしれないしね。信じましょ。待つしかない。私達も先を考えるのは2021になってからにしましょ。忙しいですよ！ (2019年11月4日 18時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YUY
| 作成日時：2019年9月12日 12時
