ラストレシピ。腐、妄想。赤黄 ページ44
ラストレシピ。
それは料理を題材にしたサスペンスヒューマンドラマであった。
間違いなくあの瞬間から充はやっと最初の一歩を踏み出し、祖父を越える一流料理人として活躍して行くであろう。
しかし………。
翔「でもさぁ、充って絶対結婚出来ないタイプだよな。」
智雅潤「うん。」
そうなのだ。
幾ら料理の腕前は一流であっても、子供の頃から拗ね続けたお子ちゃまがあの後どう考えても結婚まで行き着くとは思えないのであった。
それはただ単に充の所以だけでは無い。
充を影ながらひたすら支え続けた柳沢お母さんの存在こそ、一番の障害になると思われる。
時には親友の様に笑い語らいそして同じ前を見つめつつも、その逞しき腕は常に充を守ってきた。
自分はずっと一人で生きてきたと勘違いし拗ね続けているお子ちゃまを優しく見守る暖かな眼差しは、例え彼女が出来たとしても変わらず…いや更に過保護化し、結果として充は一生独り身で終わるのだ。
勿論その傍らには柳沢の姿。
あの後、再び二人は公私共に良きパートナーとして一生居続ける事となるのであった。
つまり。
潤「レシピは勿論麒麟の舌を受け継ぐ子供は授からず、本当にラストレシピとして最期を向かえる事になるとは皮肉な話だな。」
翔「ああ、間違いない。あの柳沢が易々充を手離す筈は無い！」
雅「だけど柳沢って絶対モテるタイプだよね。」
翔「ああ。だが…。」
健「俺は園長から充をよろしくと頼まれたんだ。あいつが幸せになる相手を見付けない限り俺は絶対充の側から離れるわけにはいかない。」
翔「なぁんて言ってさ、言い寄る女性をバッサバッサと振るんだぜ。おまけに…。」
健「充。あの女はお前の顔と体だけが目的だ。」
翔「って、勝手な事言って絶対充を離さないに決まってんだよ！ああっ！もうさ、柳沢見てるとホント………。」
櫻井は今まで捲し立てた勢いから一転。急にしおらしくなると。
翔「他人とは思え無いんだよなぁ〜。これが。」
智雅潤「………。」
櫻井はいつの間にか柳沢と自分を重ね合わせていたのであった。
翔「はぁ、しっかし15の頃から二人で頑張ってきたんだよなぁ。しかもあの充を連れてさ。大変だっただろうなぁ。」
智雅潤「………。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 259人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
にのか(プロフ) - はじめまして。いつも楽しく読ませて貰ってます。ネタにされた雑誌とかをダッシュで買いに行ったりして嵐ゴトの情報元になってたり（笑）コンサート、名古屋私も同じ日に入ってたので嬉しくなってしまってお邪魔しました。コンのネタのお話まだまだ楽しみにしてますね。 (2017年12月19日 14時) (
レス) id: bb1b7047b3 (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ひらっちさん» はい、頑張って？必死に焼き付けてきます！！楽屋が何になるか？(笑)どちらが萌えたかかな？と。ＭＣの可能性もあるけど、兎に角忘れないで書ける様に頑張ります！(笑) (2017年12月16日 20時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
ひらっち(プロフ) - いよいよですね。あのユニットたちをナマでみれるなんて羨ましいです。素敵な嵐さんを堪能してきて、また私たちに教えてね。 (2017年12月16日 14時) (レス) id: 40235d3223 (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - なななさん» はい、翔潤も足を絡ませるとか見ました。あの二人がやるとはびっくりだよね。そうなんだよね。もう腐った見方しか無い人間には体裁を保の辛そう。もう想像するだけでヤバイもん。(笑)楽しみに待ってます！！まずは今日のレポかな？ (2017年11月18日 22時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
ななな(プロフ) - 昨日一緒に入ったお友達は腐った目で見てないので、私はぎゃああ〜！絡みが〜！とは言えず、「すごいね、面白いねー」なんて当たり障りよ無いコメントしか出来ず辛かった笑！翔潤もぜひ目に焼き付けてくださいませー(^^) (2017年11月18日 20時) (レス) id: 4dddc0921e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：YUY
| 作成日時：2017年10月16日 11時
