十二月6 ページ36
「あのさぁ、まぁ話が止まってしまったわけだけど。」
「翔ちゃんが言ったようにね。」
「俺等、諦めて無いから！！」
「？！」
「何年掛かるか分からないけどさ、俺等今より成長して一人前になったらさ。改めて考えて欲しいわけよ。」
「？えっ？あ、でも……。」
「うん。だって大野さんって立場って今のところは和君の保護者でしょう。だから今は智父さんに預けるとしてね。」
「そうそう。間違いなくあの人よりは優良物件になって帰ってくるから。まぁ少なくとも、身長は既に勝ってるしね。」
「「あ、言えてる〜！！」」
………何だか俺が居ない間に凄い事になっていたらしい。
だけどね、確かにこの三人だったらカッコいい大人になって戻ってきそうだよね。
俺も三人に釣られて笑うと、それを了解と得たのか、声を揃え言ったのだ。
「「「て、言う事で！よろしく！！！」」」
ってね。
確かにこの先どうなるか何て分からない。
大野さんと生きて行きたいと願う気持ちに変わりは無いけど。
それを分かって尚、告げる言葉を無下にはしたく無い。
確かにまだ何も始まって無い………のかもしれない。
なんて言う気は無いけどね。
でも今までは兄弟としてしか無かった関係から、今この時を堺にパートナーとしてのまた違った関係性が５人の中で生まれた気がした。
コンコン
音の先に目を向けると、開いてる扉をノックした大野さんが立っていた。
顕かに不機嫌な顔して壁に寄り掛かっていた姿は、正直ちょっと嬉しかった。
だって一応妬いてくれたんだよね。
「あのさぁ、この場合俺の立場はどうなってる訳？」
「保護者。」
「父ちゃん。」
「同居人。」
「………ふざけないでよね。俺と和は
「同居人ですよね？あ、でも確かにまだ保護者でしたっけ？」
「！！」
そうとぼけてみせたら、大野さんは苦虫潰した様な顔して俺の隣にドカリと座って肩を引き寄せた。
「っもう！勝手に決めないでよね。っとに、油断も隙も無いんだから！和君も！分かった？！」
「っふふ。はい。」
「もう！絶対和君性格変わったよね。」
「？そうですか？」
「うん。イジワルになった。」
大野さんの言葉に対し三人も一斉に頷いた。
「………。」
「まぁ、正確には明るくなったって言うか、素直になった？」
相葉さんの言葉にまた頷く三人。
イジワルで明るくて素直？？
イマイチピンと来なかったけど、でも皆が言ってる意味は何となく自分でも感じていた。
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YUY(プロフ) - はるのさん» いえいえ。(笑)本当年末年始は嵐さんの番組だけでも大変でしたよね。うちのサーバー壊れちゃうんじゃないかってハラハラしてました。(笑)また良かったら今年も宜しくお願いします。 (2016年1月8日 4時) (
レス) id: dde059238c (このIDを非表示/違反報告)
はるの(プロフ) - こんにちは。12月バタバタで感想書かずにごめんなさい。あ〜よかったよかったと一人納得していました(笑)あっという間の12月が終わり、もう1月ですね。今年もよろしくお願いします。わくわくの1月、楽しみにしています。 (2016年1月7日 11時) (レス) id: 4606a2649a (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - はるのさん» やっとご本人さんに近い感じの性格になりました。(笑)やっぱりね、人たらしを書きたい。(笑)今週中には十二月終わらせますので、またその後にでも覗いて見て下さい！(笑) (2015年12月9日 14時) (レス) id: dde059238c (このIDを非表示/違反報告)
はるの(プロフ) - 来た♪来た♪12月♪♪と思ってたら、あらあら素敵な流れwうんうんいい男になってくるよね、3人とも。だけど不機嫌な智父さんも面白い。今まで悲しい思いをした分、和くんに笑ってほしいですよね。意地悪がでるくらい素直になることが出来てうれしいです。 (2015年12月9日 10時) (レス) id: 8cf8fc1a3e (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ぽんすけさん» ありがとうございます。私もまさか伝えるとは。(笑)もっと後の予定が気付いたら書いてました。(笑)お陰でこの先が不安ですが(笑)引き続き良かったらよろしくお願いします。 (2015年11月12日 22時) (レス) id: dde059238c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YUY
| 作成日時：2015年10月14日 13時
