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2。赤→緑黄 ページ6

翔「ライバルか。」

櫻井の脳裏に浮かんだのは勿論3人であった。いや、実際には無数の野郎共がずらりと並び、自分の肉体(筋肉)を披露する男もいたがそれらは一掃した。

翔「兄さんだとニノと一緒に囲まれそうだし、松潤相手じゃ…俺の元に戻って来てくれなさそうだもんなぁ。(…と言うか、収容所でもキングになっていそう。)そうなると。」

別の部隊から同じ収容所へと収監されたのは背が高くやせ形の人の良さそうな青年。相葉雅紀が適任だろう。

彼は収容所でも明るく、そして曲がった事が嫌いな男であった。
たとえその行為がここ(収容所)では当たり前に行われて来た事であっても、やはり見て見ぬふりは出来ない。
「止めとけ、お前が痛い目合うかもしれない。」そう一緒に連れてこられた仲間達に止められたが、目の前で複数人の男共に取り囲まれ弄ばれている情況を甘受出来る精神は持ち合わせていなかったのである。

翔「相葉君だから身体を張って守るんだろうなぁ。ニノをさぁ、こう抱き締め殴るわ蹴るわされても石の様に動かなくてさぁ…。」



和「放せっ、お前が死んじゃうっ!!」

雅「っ、だいじょうぶっ、…大丈夫だから、じっとしてて…。」

看守が見回りに来るまで執拗な攻撃は続いた。何度も抜け出そうとする二宮だったが相葉は決して放すことはなかった。

やがて静寂が訪れる。
看守は直ぐ情況を理解すると二人を一時的に別の小さな個室へと放り込み隔離した。
一畳しか無いただの四角いコンクリートで囲まれた場所。極寒の中では何の役にも立たないだろうペラペラな布団らしきものだけが二人が暖を取れる品であった。

和「…。」

雅「おいで。そんな所に居たら凍えちゃう。」

和「…んで…。」

雅「ん?何?」

和「なんで、俺の事助けたんだよっ!そんな事したらっ?!」

見た目より筋肉質でしっかりとした腕が二宮の身体を引き寄せる。

雅「ね、やっぱ二人の方が暖かい。」

和「っ?!」

相葉は二宮の質問には答えず、その小さな身体を抱き締めた。覆い被さるようにして抱き締め続けた時とは違い、その腕は優しく暖かで、二宮は暫く動く事が出来なかった。

雅「雅紀。相葉雅紀だよ。君は?」

和「…。」

雅「ん?」

和「二宮、和也…。」

雅「ん、和君。安心して。」

和「な、に?」

雅「君は俺が守るから。」

続く。

(爆)

注意。ここは楽屋です。

3。→←物語は始まる。赤黄



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作品ジャンル:タレント
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YUY(プロフ) - ちえさんさん» それに気付いた瞬間、卍は東京湾へと…。(笑)結構山田君もラブラブですよね。でも山田君相手だと翔さん諦めそうだ。(笑) (2022年7月18日 18時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - 風磨君、何気にボディタッチ多い気がします。ゆっちさんには口で言いながらもタッチは少なめですよね?翔ちゃん。これはひょっとするかもよ???笑 (2022年7月18日 15時) (レス) @page48 id: d7d6200281 (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ひらっちさん» あの丸椅子に座ってユラユラ動くおもちゃが欲しい。ズラッと並ばせたい。ね、まず足を見て一回目が終わり、2回目で内容を楽しむ感じだよね。 (2022年7月6日 15時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
ひらっち(プロフ) - ニノ短パン!にあたしも夏到来!を感じましたがあの丸椅子でこちょこちょ動かれると話しの内容が入ってこない…サスペンダー宮もざわついてましたね! (2022年7月6日 13時) (レス) @page46 id: 4f78027906 (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ちえさんさん» 相葉さんも和君まぁ君でしたよね。(笑)そうか!つまりは翔さんだけが和呼び出来て無いのか!!(笑)名前で呼ぶと一気にラブラブ感でますよね!! (2022年6月24日 21時) (レス) @page44 id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:YUY | 作成日時:2022年1月30日 9時

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