表紙。赤→黄 ページ49
翔「…エ〇い…。」
櫻井は無意識に呟いて、呟いた自分に驚き頭を振った。
翔「…俺は何て事を…。」
仮にも目の前にある雑誌を飾っているのは、ずっと一緒にやってきたメンバーである。中学時代からずっと一緒に成長してきた相手に対し、幾ら本音とは言え言って良い事と悪い事があるとは思う。
だがしかし。
翔「やっぱ〇ロい…。」
色気がある。とか、かっこいい。とか。はたまた妖艶な等、言い替える事は可能だが、だがこの写真を的確に言うならやはり言葉はひとつ。
エ〇い。
しか浮かばないのであった。
別に胸を露にしている訳でもセクシーショットで挑発している訳でも無いのだが、だからこそか?自然体だからこその、その瞬間に見てるだけで身体は熱くなり、頬を真っ赤に染めて見入る櫻井であった。
翔「っつ?!い、いかん!!これはニノだ。俺が知ってる大好きなニノだ。だがしかし。」
二宮を純粋に愛し母の様な面持ちで見守ってきた櫻井としては、そんな眼差しで見る事が背徳行為にも感じ申し訳無かった。しかしやはりどこをどう取ってもやはりこの写真はエ〇エ〇でしか無く、櫻井は表紙を前に約10分時を止めたのであった。
翔「っつ、いかん!こんな事してる場合じゃ無かったっ!」
何せここはまだ書店の店頭であり、見蕩れている間にも山積みにされた雑誌が次々買われていた。
中にはどう見てもその雑誌とは無関係そうなどぶとい腕が雑誌を持っていった。
それも迷う事なく持って行った事からも、その男の目的はただひとつ。
翔「はっ?!お、俺のニノが、っつ!!あっ…。」
我に返ったその時。
男「…。」
またまた体格の良い男が最後の二宮に手を伸ばしたのである。
翔「あっ、ちょ、それは?!…。」
眼光鋭く一瞥され言葉を失う櫻井。本当なら「それは俺の(男)だ!!」と、奪いたいが男の有無を言わせない態度に、泣く泣く最後一冊となった二宮を諦める櫻井だったのである。
その後、櫻井は書店コンビニを片っ端から探し歩くのであった。
翔「はうっ!!俺のニノが無い!!たま他の男の腕に抱かれてしまった!!」
*
風「翔君翔君。中の二宮君はね。」
翔「な、なんだ?!」
風「もっと凄いですからね。心して見て下さいね。あっ!まだ手に入ってないんでしたっけ?それは残念だなぁ。でも本当この二宮君は一生もんですよ。」
終わり。
どれとは言いませんが(笑)いや〜良いの多いですよねぇ。
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YUY(プロフ) - ちえさんさん» それに気付いた瞬間、卍は東京湾へと…。(笑)結構山田君もラブラブですよね。でも山田君相手だと翔さん諦めそうだ。(笑) (2022年7月18日 18時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - 風磨君、何気にボディタッチ多い気がします。ゆっちさんには口で言いながらもタッチは少なめですよね?翔ちゃん。これはひょっとするかもよ???笑 (2022年7月18日 15時) (レス) @page48 id: d7d6200281 (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ひらっちさん» あの丸椅子に座ってユラユラ動くおもちゃが欲しい。ズラッと並ばせたい。ね、まず足を見て一回目が終わり、2回目で内容を楽しむ感じだよね。 (2022年7月6日 15時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
ひらっち(プロフ) - ニノ短パン!にあたしも夏到来!を感じましたがあの丸椅子でこちょこちょ動かれると話しの内容が入ってこない…サスペンダー宮もざわついてましたね! (2022年7月6日 13時) (レス) @page46 id: 4f78027906 (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ちえさんさん» 相葉さんも和君まぁ君でしたよね。(笑)そうか!つまりは翔さんだけが和呼び出来て無いのか!!(笑)名前で呼ぶと一気にラブラブ感でますよね!! (2022年6月24日 21時) (レス) @page44 id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:YUY | 作成日時:2022年1月30日 9時