in 楽屋裏と外9

10周年。？→黄 ページ16

彼は悩んでいた。それも生まれて始めて真剣に悩んでいた。他に何か手は無いか？
彼とまた交流する手段は無いか？！

彼が再び歌を歌ってくれれば可能性はあった。しかしそれを期待し願い続けたが、月日はどんどん過ぎて行き、気付けば完全忘れさられた存在になっていた彼は、ついに最後の可能性を見付けたのである。

？「…これだ。これしか無いブイっ！！」

ただ、一番の問題がそこに立ちはだかっていた。それは…。

？「ボクはTV朝日のマスコットだブイ。だけどパズドラアニメや番組はどれもテレビ東京なんだブイ。どうしたら良いんだブイ…。」

そう。パズドラ関連の放送は完全にテレビ東京が牛耳っていた。それをどうにか切り抜けれなければ明日は無い。

？「ボクがテレビ東京のマスコットキャラクターになれば良いのか？ブイ。」

彼事テレビ朝日公式マスコットキャラクター『ゴーエクスパンダ』はそこまでしてでもパズドラ党の党首。二宮和也との関係を取り戻したかったのである。

それは然ること数年前のラジオから始まった。二宮がMステティシュを使っていると語り、そこから彼はティシュと言う賄賂を送る事で二宮に近付いた。
彼が何時から二宮に惚れていたかは定かでない。
何せ彼はかなりのプレイボーイでさえ呆れる尻軽男。惚れた数なら星の数程。しかしそんな彼が本気で二宮に惚れた。
お料理教室にまで通っては手作り弁当を手渡し、なんなら「あ〜ん」を実行しようと思っていた矢先。

ゴー「コロナさえなかったら。」

コロナと言うウイルスによって、二宮との関係を崩されてしまったのである。

そして嵐はパワーアップ期間へと突入し、唯一会える機会さえ閉ざされてしまったのである。

だがしかし！！

ゴー「ボクは諦めないブイっ！！」

彼は諦めの悪い奴だった。
伊達に今まで尻軽をやり続けていた訳ではなかった。いや、今も尻軽でありながらも彼は二宮の事を忘れはしなかった。
それどころか彼の中でどんどん二宮への思いは膨れ上がっていた。

そんな時彼は二宮がCMを務めているゲームが2月20日に10周年を迎える事を知ったのである。

ゴー「これだ。これしかない！！」

自分も10周年。パズドラも10周年。ここに賭ける事にしたのである。


続く。

パズドラ公式より。

しかしゴーちゃんを調べたら2011年5月10日になってんだよなぁ。

ん？？
どう言う事？？

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