ご主人様の朝。続き ページ13
雅「？…え？…な…に？どうしたのニノちゃん？」
お腹の上に乗っかり顔を青くして訴えるワンコに、ご主人様は驚いた。
和「事件現場みたいなの！」
雅「じ…件？」
和「早く起きて！俺のトマトが大変なの！」
前日深夜までお仕事だったご主人様は、まだ回らない頭を無理矢理起しワンコに連れていかれた。
和「俺のトマト…。」
雅「………あ〜あ。」
確かに事件現場だった。
真っ赤に熟れたトマト達が見事無惨な姿で転がっている。
ワンコは今だ呆然としていたが、ご主人様には直ぐ状況を理解した。
雅「CDでもぶる下げる？」
後は案山子だがどちらも直ぐ気付かれ無用の長物になる。
ワンコもそれは直ぐ分かったらしく、首をプルプル横に振るとしょぼりんことベランダに出てお掃除を始めるのだった。
和「いい。俺が鳥さんよりも早く起きるから。」
はそを尖らせながら呟くワンコの横顔にご主人様は苦笑しながらその場を離れ、ワンコの為に朝からご馳走を作る用意を始めるのだった。
それからも毎日虫や鳥と格闘するワンコを見続けたご主人様。
よく頑張ってると思った。
勿論こうしてこっそりワンコが見て無い所で虫取りや間引きしている事は内緒である。
これはワンコのお仕事だ。
だから自分はあまり手を出しちゃダメだと理解してるのだが。
雅「………。」
この連日の猛暑で萎れかけた大葉が目に入っていた。
まだベッドの上で丸くなってるだろうワンコの方に視線を向けた。
きっとまだ起きては来ないだろう。
水をやるにしてもこの大葉はもう早く摘んだ方が良い。
あまり大きくなっても固くてなるだけ。
本当ならワンコが収穫したのを使うべきだと分かっているが、今日だけはとご主人様は青々とした大葉の葉を摘み取り、きっと朝昼兼用となるであろうワンコの為に台所へと向かうのであった。
そして。
バタバタバタと聴こえてくる足音。
慌てた様子でベランダへ向かうのが聞き取れた。
和「枯れちゃう枯れちゃう。萎んじゃうよ〜。」
その声と同時に作りたての餃子を焼き始めたご主人様。
今日は二人ともお休みである。
雅「ニノちゃん大葉いっぱい入れた餃子食べる〜？」
和「？！」
ワンコとご主人様の休日は始まった。
終わり。
やっぱり餃子と言えば相葉さんでしょ。(笑)
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YUY(プロフ) - ちえさんさん» あの顔をぴったんこした時のニノちゃんの眉がちょっと下がっててまぁ、可愛い！！このまま一生、ずっと一緒にいてくれ！一緒だと最高！！万歳です！！ (2020年10月16日 17時) (
レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ひらっちさん» うちの店とかかなり後になってから出したりするので(笑)気長に待つと出てくると思う。三ツ矢サイダーは3日後くらいだったけど、ゼリーは今週だったよ。(爆)あまりに遅くて突っ込んだもん。 (2020年10月16日 17時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - いや、ひらっちさんの言う通り。相葉くんとだとカレカノな2人。一緒にゲームして漫画読んで仲良く暮らしてほしいです(笑) (2020年10月16日 14時) (レス) id: b2bd56270d (このIDを非表示/違反報告)
ひらっち(プロフ) - 相葉君の隣になると可愛さ増し増しになっちゃうよね？あたしもまだあるけど進んで買いますwwオイリオが見つからないんです。探し中。 (2020年10月16日 13時) (レス) id: ee1a7aadec (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ひらっちさん» 本当良かったですよね、最高でした。と同時に思い付いた話でした。(笑)だってまさにやった後にしか見えなくて。(爆) (2020年10月13日 6時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YUY
| 作成日時：2020年8月1日 8時
