ライバル。赤→黄＋ ページ14
二宮と事務所のジムであった翌日から木村は常に二宮と同じ時間にやって来るようになっていた。
まだ予約が必要で無かった頃も必ず一緒に来ては二宮に指導する。
専属トレーナーがいるのもお構い無し。
彼を掌で追い返し、口を挟む事さえ許さない。
手取り足取りだけではもの足らず、腰に肩にと手を添えて指導する姿は先輩後輩の仲を越えていた。
そして少しずつ出来上がる腹筋を見ては歓喜する木村の姿は事務所内でも有名になっていたのである。
そしてトレーニングが終われば当然の様に風呂場へと向かう二人。
二宮の華奢な肩に腕を回し促す姿は正に恋人同士。
汗を流す目的で入る場所だが更に汗を流す二人は、毎回帰りも一緒であった。
そんな二人を遠巻きに見ては少しでも彼等に近付きたい後輩君達。
それは単純な憧れだけでなはい。邪な気持ちもあるのだが、結果的には彼等の刺激にもなっていた為、トレーナーも何も言え無かったのである。
翔「………。」
トレーナー「と、言う訳でどうしても二宮さんと一緒の時間に入りたいなら木村さんを
翔「誰だ？」
トレーナー「は？」
翔「ニノとの時間を希望した後輩一覧を直ぐ渡して欲しい。木村君については我々も手をこまねいてる所だが、今は先に若い芽を摘んでおく事が先決だと理解した。まず後輩一覧とニノが予約を入れる度に希望日時を毎回知らせて欲しい。」
そう告げる櫻井の瞳は怖いくらい真剣であった。
嵐と言うグループが本当に仲が良い事は知っているし、その中でも櫻井がお母さん的存在である事は知っている。
しかし今目の前にいる男はどちからと言えば彼女の行動を監視する彼氏の瞳であった。
そして、彼は同時に思い出すのだ。
木村も同様の瞳で二宮や二宮の周りに群がろうとする後輩達を見つめていた事に。
一方の櫻井は後輩への今後の処遇を考えながら先輩木村をどう牽制するかを考えていた。
二宮の行動を制限する事は彼の本意ではない。しかし今の状況はどうにかしたい。
木村が本気である事は重々承知しており、二宮も満更で無い事も見てとれる。
あの可愛いお目目キュルキュルな顔で「お兄ちゃん」と呼ぶ二宮を何度も見た事がある。
その度櫻井は心の中で「事務所の中では先輩だが、二宮の兄貴としては俺等の方が先輩だ。」と、叫んでいるが、勿論口に出す事は一生出来ないであろう。
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YUY(プロフ) - ちえさんさん» いやいや、あの尻軽パンダにはお仕置きが必要です。(笑)突然ニノちゃんがティッシュの話するからタモリさんもびっくりしただろうなぁ。 (2020年7月26日 4時) (
レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - ゴーちゃん、ティッシュの話に触れてもらえて良かったね(笑)。テンパりすぎて『ブイ』忘れるくらいだから、多少尻軽でも目をつぶりましょうよww, (2020年7月25日 14時) (レス) id: b2bd56270d (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ひらっちさん» あの早さは笑うしかなかったよね！！(爆)多分この子はリーダー本人よりリーダーの事分かってる気がする。(笑)そして、今日のニノちゃんも最高でした！！！はうっ〜可愛かったよ〜！！良かったよ〜！！ (2020年7月24日 21時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
ひらっち(プロフ) - ニノちゃんのあの正解にはなんでわかったの？ってなったよね？それを当然のようにやりすごすのも凄いけど… (2020年7月24日 13時) (レス) id: ee1a7aadec (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ちえさんさん» (笑)最初は可愛いだろうけど、毎回やられたら絶対面倒くさい。(爆)やっぱり四人凄いなぁって思いますよ。夜会で鶴瓶さんと飲んでる時とかちょっとそんな感じありましたよね。(笑)あ、片付けたくなってる！(笑)って感じた事ありました。 (2020年7月22日 4時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YUY
| 作成日時：2020年5月27日 13時
