トマト。緑黄 ページ5
和「何故だ？何故なんだ？」
二宮はベランダでちょこんとお座りしては考え込んでいた。
和「何がわるいんだろ？」
本やネットを見ては色々研究しながら栽培を始めたミニトマト。
土からしっかり取り寄せて、肥料に水やりだって忘れた事は無かった。
陽射しだって一番良い場所に起き、影になる葉っぱも取って間引きだってやったつもりだが、トマトはある程度にまで成長したきり、一向に赤く色付く様子を見せなかったのである。
二宮は悩んだ。考えた。
しかし基礎知識がそもそも無いのだから答えが出る筈無かった。
失敗なのかな？
そう思い始めては小さなため息を吐き出した時。
雅「どうかした？」
和「わぁっ。」
背後から覗き込む相葉の影に驚く二宮であった。
和「あ、相葉さんっ？！」
雅「ん？何？何か虫でも付いてた？」
そう言って二宮の上から覗き込む相葉に二宮はどう返して良いか悩んだ。
このトマトの苗は相葉が二宮にくれたものだ。ししとうと同じ位育てやすいミニトマトだからと、プレゼントされたのだ。
正直な所、あまり土とか触る事が好きでは無い二宮は戸惑ったが、相葉からのプレゼントだったから頑張って育てる事にしたのだが。
和「あっ…あのね、相葉さん…。」
きっと育て方を間違えたと結論付けた二宮は、申し訳無く思いながらもここは素直に伝えて謝ろうとしたのであった。
雅「何？」
和「失敗しちゃったみたい…。」
雅「何が？」
和「トマト。沢山実は付いたのにね…、色が…トマトが赤くならないの…。」
折角簡単だからとプレゼントしてくれたのに。出来たら最初のひとつを食べて貰おうと思ったのに。
二宮はそう肩を落とし伝えると。
雅「えっ？これ赤くならないよ。」
和「はぁ？」
雅「だってこれ緑と黄色のトマトだもん。」
和「へ？」
雅「だからね、こっちの背がちょっと低いのが黄色トマトの苗で、こっちの元気過ぎる苗が緑のトマトだから、幾ら待っても赤くはならないと思うよ。」
和「………。」
だったらくれた時に言って。って言うか初心者に育てやすいとくれるなら普通の赤にして。そう思う二宮だったが。
雅「これが俺でこっちがニノちゃんだから、大切に育ててね。」
そんな告白にノックアウトされてしまったのである。
雅「ん、っふふ。早くニノちゃん食べたいなぁ。」
和「はうっ！！」
終わり。
インスタより。
ニノちゃんまだ早いだけだよ〜。
うちの子達もまだ色付いて無いからね〜。
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YUY(プロフ) - ちえさんさん» いやいや、あの尻軽パンダにはお仕置きが必要です。(笑)突然ニノちゃんがティッシュの話するからタモリさんもびっくりしただろうなぁ。 (2020年7月26日 4時) (
レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - ゴーちゃん、ティッシュの話に触れてもらえて良かったね(笑)。テンパりすぎて『ブイ』忘れるくらいだから、多少尻軽でも目をつぶりましょうよww, (2020年7月25日 14時) (レス) id: b2bd56270d (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ひらっちさん» あの早さは笑うしかなかったよね！！(爆)多分この子はリーダー本人よりリーダーの事分かってる気がする。(笑)そして、今日のニノちゃんも最高でした！！！はうっ〜可愛かったよ〜！！良かったよ〜！！ (2020年7月24日 21時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
ひらっち(プロフ) - ニノちゃんのあの正解にはなんでわかったの？ってなったよね？それを当然のようにやりすごすのも凄いけど… (2020年7月24日 13時) (レス) id: ee1a7aadec (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ちえさんさん» (笑)最初は可愛いだろうけど、毎回やられたら絶対面倒くさい。(爆)やっぱり四人凄いなぁって思いますよ。夜会で鶴瓶さんと飲んでる時とかちょっとそんな感じありましたよね。(笑)あ、片付けたくなってる！(笑)って感じた事ありました。 (2020年7月22日 4時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YUY
| 作成日時：2020年5月27日 13時
