実際は？赤→緑黄 ページ46
翔「二人は何処だ？何処に行った？」
櫻井は途方に暮れていた。
翔「ニノ家に居ない。相葉君家にも居ない。」
そうなると考えられる場所はひとつ。
翔「…サウナ？」
櫻井は二人が行ったと思われるサウナへとハンドルを回した。
翔「待ってろよ、ニノ！相葉君の魔の手から俺が救い出してやるからな！！」
櫻井は悪漢に襲われる姫を助ける勇者の気持ちで、裸の野郎共がいるサウナの扉を開き見たものは？！
＊
雅「お願いだからニノちゃん落ち着いて！俺今普通に下隠しているから！！」
和「ダメです！相葉さんを守るのが俺の役目だから！」
雅「だからね、皆が見てるのはニノちゃんなの！お願い、そんな姿で闊歩しないでぇ〜！！」
和「そんな姿ってこれなら一番見える所少ないから大丈夫！」
雅「大丈夫じゃ無いの！ほら通り過ぎるおじさん達が皆びっくりしてるから！！」
相葉の前を見せまいと、どすんどすんと闊歩して行く二宮の姿は勿論期待通りのしずかちゃん巻き。
モッチモチのツルンツルンのまっちろお肌でバスタオルを胸上で巻いて歩いてる姿はまさに女の子。
お陰でびっくりしては逆に注目の的となっていたのである。
雅「お願い、ニノちゃん。歩くならもうちょっとおしとやかに。」
和「何で？」
雅「そんなに開いたら見えちゃうの！」
和「何が？」
雅「ニノちゃんのニノちゃんが！」
和「俺のは見せときゃいいんです！」
雅「良くないし！ますますおじさん達がびっくりしちゃうからニノちゃん待ってぇ〜！」
翔「………。」
櫻井が見たものは、二宮の二宮ギリギリの所で捲れ上りそうになるタオルの裾を持ちながら、回りでびっくりしているおじさま達にお辞儀をしまくる相葉の姿だったのである。
翔「相葉君、君をちょっとでも疑ってごめん！！」
雅「ニノちゃんお願いだから一人でサウナには行かないでね。」
和「それは大丈夫です。俺は相葉さんの相葉さんを守る為に来てるんですから！」
貴方が居るから皆が見るんだよ。
そうツッコミたい櫻井と相葉であったが、自分の容姿に興味が無い二宮には言っても理解される事は無いのである。
翔「相葉君、これからもニノの事をよろしく頼む。」
櫻井は相葉の後ろ姿に頭を下げ、そっとサウナを後にするのであった。
雅「ニノちゃんお願いだから待って〜。」
和「相葉さんの相葉さんは俺が守る！！」
終わり。
続きでした。
しずかちゃん巻き、使わせて貰いました。ありがとう〜！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 183人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
YUY(プロフ) - ちえさんさん» ほんと。逆に相葉さん相手にしないとニノちゃんを負けさせる事は出来ないと思うから、どんどんぶつけて欲しいんだよなぁ。(笑)負けて悄気るワンコが見たいので。 (2020年3月29日 4時) (
レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - ババ嵐。本当ににのちゃんは相葉さんがいなかったら強いですよねー。解説わんこしか見れないのは寂しいですが、相葉愛が見れるなら我慢します。(笑) (2020年3月28日 20時) (レス) id: 1d9f1ca27f (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ひらっちさん» そうか！相葉さんは顔を隠してニノちゃんはしずかちゃん巻きで相葉さんの何を守るんだよね。(笑) その姿で闊歩して欲しい。(笑) (2020年3月24日 18時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ちえさんさん» きっと相葉さんの何を守る為に忠犬となって頑張ってるのでしょう！ (2020年3月24日 18時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
ひらっち(プロフ) - ニノ…まさか、しずかちゃん巻きしてないでしょうねww (2020年3月24日 17時) (レス) id: ee1a7aadec (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：YUY
| 作成日時：2020年2月15日 13時
