邪魔っ！！紫黄 ページ49
潤「じゃあじゃあ、あれやって見てよ！前入るから！！」
松本はそう言って二宮の前に立ち塞がった。
勿論話の流れ上ドラマの１コマなのは直ぐに分かった。
おまけに人が直ぐ目の前に立つと言う、シチュエーションから二宮は直ぐ１つの台詞を導き出したが…。
和「…じ…、片っ端から救ってやるよっ、何だ？」
智翔雅潤「………。」
潤「「邪魔」って言って欲しかった。」
和「あっ…。」
二宮は一瞬浮かんだ台詞を吹っ飛ばし、もう１つの台詞を言ってしまったのである。
頭の隅では分かっていた筈なのに、体と心は違う台詞を選んでしまった二宮は、四人の失笑に耳を赤くしたのであった。
和「違ったっ！」
智翔雅潤「(笑)」
＊
そして…。
webの映像を録り終え、何時もの楽屋に戻った嵐さん達。
そこでも話題はやはり二宮の間違い話となっていた。
翔「だけどさぁ、ニノがああ言う間違いするの珍しくない？」
メンバーの中でも一番機転の利く男である。
特にあの流れ上、松本が欲した台詞は他のメンバーも簡単に分かったのにだ。
智「…うん。」
雅「うんうん、珍しいよねぇ。」
楽しげに言う相葉の様子に、二宮はちょっぴりはそを尖らし突っ掛る。
和「それは、相葉さんじゃ無かったからっ！！」
智翔潤「………。」
雅「なんだよ、それ？！俺じゃ無いから間違えるって、どう言う意味だよっ！」
和「だって！！…松本さんが目の前に居ても邪魔だと思った事なんて無かったから………。」
智翔「………。」
潤「ニノ〜！！」
雅「はぁ？どう言う意味〜それぇ。」
二宮は頬を染め、松本を見上げた。
和「だって松本さん俺の邪魔なんて絶対しないから…。」
隣に居ても然り気無く気を配るジェントルJ。
彼が自分の邪魔をする筈が無いと、二宮の頭は勝手に判断し、言葉さえも変えてしまったのである。
雅「ええっ〜じゃあ何で俺なら言えるんだよ！！」
相葉からしたら、失礼極まりない発言である。しかし二宮は昔から相葉にだけは辛辣な発言も言って来たから戸惑いは無い。
勿論両方共に、相手だから言える言葉だと理解しているからこその戯れだから、三人も苦笑して見守るのだった。
和「だって相葉さん、直ぐ邪魔するから！」
雅「そんな事しません。俺だってその場の事も考えてますぅ。」
和「でも、根本が違うんだよね！」
雅「？何だよ、それ？」
和「だからぁ、松本さんは普通の人なら邪魔だと思える場所に入り込んでもね。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 228人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
*-eni-*(プロフ) - (〃艸〃)ﾑﾌｯ♪やっぱりーー？潤くんの事は邪魔だなんて思わないから言えないのよね和くん(∩∀｀*)んはぁー末ズがまぁくんに『邪魔！』っていうのがハモるのが想像出来て萌えまーす( *´艸｀) (2018年6月11日 23時) (
レス) id: 1b38e8b576 (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ちえさんさん» あ、そうか！あれCMじゃ無いじゃん。(笑)ＷＳだから、結局CMにならなかったパターンで終わらなきゃダメでした。(笑)後日訂正版書きます！！ありがとうございます！頭の中で完全に変換していました。(笑) (2018年5月31日 18時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - 手は繋いでないけど、あの近さが何ともいえず色気を感じました。カレカノにのあいはPONなのですね。某所でやっと確認出来ましたー。にしても、にのちゃん、女子より可愛い。ほんと。 (2018年5月31日 15時) (レス) id: 36650d51ef (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ちえさんさん» (笑)やれば出来る！！(笑)そうなんだ、腰の振り方(笑)後は呼吸法を勉強だ！！ヒーヒーフー！！ (2018年5月23日 14時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - ニュースのライブを見に行った方のブログに、腰振りは嵐が五人とも上手い、とありました。だから、きっと産める。無痛もあるから大丈夫(爆) (2018年5月23日 10時) (レス) id: 36650d51ef (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：YUY
| 作成日時：2018年3月30日 12時
