一回で良いから？青黄 ページ14
和「………。」
智「………。」
和「ほんとにですか？」
智「うん。」
二宮は大野が持ってきたフィギュアを前に、先程からずっと同じやり取りを繰り返していた。
６月某日。大野は朝から嬉々と頑張ってそのフィギュアを楽屋へと持ち込んだ。
それはとても大きく重く中々幅を利かすモノであった為、大野以外の四人は楽屋へ入った瞬間びっくりして一瞬立ち止まるが、自分には関係無いと決め込みそのままスルーするのであった。
だって一度つっこんだら最後。面倒な事が降りかかる。そんな感じがそのフィギュアから放たれていたのである。
智「か〜ず〜君。」
ビクッ！！
二宮は入った時から嫌な予感に付きまとわれていた。
だってあの大野が朝からニコニコと自分を見つめていたからである。
それだけでも恐ろしい所に来てのドラゴンボールのフィギュアが後ろにデン！！と鎮座していた。
二宮はバクバク言ってる心臓を押え、必死に知らぬ振りをしていたのだが。
智「二宮和也君。」
と、明るいテンションで今度はフルネームを呼ばれてしまったのである。
一応他に二宮が居ないかキョロキョロ見渡してみる。しかし残念ながらこの楽屋に同じ姓の人間は居なかった。
智「ニ〜ノ。ニノちゃん。」
和「………はい………。」
チロリと上目使いで伺う二宮。
目の前にはニッコニコな大野の顔。
二宮が咄嗟に逃げ出したくなったのも仕方無いだろう。
智「誕生日おめでとう。」
和「あ…はい。でも先日大阪で祝って頂きましたが…。」
チラチラとフィギュアに視線を移しながら答える二宮。嫌な予感が広がってゆく。
智「うん。でもあの時は言葉だっただけ
和「大丈夫です！！」
智「いや、ほらプ
和「その気持ちだけで私は！ほら！大野さんに思っていただけるだけで私は満足ですから！」
必死に逃げようとする二宮。
その度視線の端ではフィギュアが高らかにポーズをとっており、二宮を更に追い込んでゆく。
そんな二宮の姿を見て楽しむ大野。
フフと笑いながらそのフィギュアの横に行くと。
智「ニノ、お誕生日おめでとう！これプレゼントだから！！」
はっきりと告げられたのである。
翔雅潤「………。」
心の奥でホッとする三人。
一方二宮は「やっぱり」と、ガクリと肩を落とす。
プレゼントだから有りがたく貰わなくてはいけないのは分かっている。大野の好意。間違いなく中々の値段であろう。
しかしデカイ！デカ過ぎる！！
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YUY(プロフ) - みーたんさん» 本当にあり得そう！で、にのあいっぽいから期待してます！(笑)可愛くワチャワチャが良いなぁ。いや、何でもうれしいけどね。私もみーたんさんに楽しんでもらえる様に精進します。(笑)お互い楽しくやりましょ！ (2017年9月28日 13時) (
レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
みーたん(プロフ) - YUYさん» ウルトラボーイズ有り得そうですよね！！笑めっちゃ楽しみです！はい、お互い楽しくかけたら良いですね！！ (2017年9月28日 7時) (レス) id: 6bbbc4fe36 (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - みーたんさん» っと、一人盛り上がってしまった。(笑)読んでいただきありがとうございます。こんな話のコツは自分の好きな気持ちををただ書くだけです。(笑)大丈夫。好きならもっとずっと良い話書けますから！お互い楽しんで書きましょ！今回は書きこみありがとうございました。 (2017年9月27日 23時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - みーたんさん» はじめまして！ああっ！何かそれっぽい！！そっかぁ、boysのB。本当あり得そう。正直バカは英語だと違うから絶対無いかと。(笑)いや、本当にあるんじゃ無いかと思いますよ！ウルトラボーイズでもやっぱ相葉さんソングな気が。(笑)楽しみですね。 (2017年9月27日 23時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
みーたん(プロフ) - YUYさん» はじめまして！毎回楽しく読ませてもらってます！！私もこんなお話が書けるような作者になりたい...笑UB私はウルトラボーイズかなぁと思っていたのですが、どうですかね？笑笑 (2017年9月27日 22時) (レス) id: 6bbbc4fe36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YUY
| 作成日時：2017年8月24日 13時
