遭遇。赤黄 ページ38
潤「だけど、よく会いますよね？」
松本は唐突に切り出した。
潤「だってニノに町で会うなんて殆どツチノコを見付けるのと同じ位レアですよね？」
松本は櫻井の話した二宮遭遇話に疑問を抱いていたのである。
まだ生活圏内が一緒で御近所だと思われる相葉なら話は分かる。
しかし東京は只でさえ人も多く、ましてや一応有名人の二人が遭遇する確率はなかなか難しいだろう。
また以前にも二宮と遭遇した話を櫻井が嬉しそうに語った日は忘れない。
その時とはあきらかに違う格好であった為、また別の日である事は間違いなかった。
和「俺そんなにレアなんすか？」
潤「じゃあ外歩いてます？」
和「歩かない。」
潤「だよね？おまけに態々駅前のコンビニなんて。」
雅「確かにそうだよねぇ。家の近くにもコンビニあるし。」
和「俺はどうしても欲しいのがそのコンビニしか無いって分かったから、ちょっと頑張って行ったんだけど…。」
二宮はチラリと櫻井を上目使いで伺った。
和「考えたら何であんな所に居たんです？」
用事のあった二宮は兎も角、やはり疑問なのは櫻井であった。
申し訳無いが二宮の場合、一般人に紛れても分からない可能性が高い。
本人がオーラを出せば別として、多分普段気にしてなければ見逃してしまうだろう。
しかし櫻井の場合、二宮よりは絶対バレやすい。そんな人間が、フラフラ駅前等に行くだろうか？
と、言うよりそもそも何をしに行ったのだろうか？
松本の疑問は尤もであった。
四人の視線がピシピシと肌に突き刺さる中、櫻井は ポーカーフェイスを保ちながらも背中に一筋の汗が流れていた。
図星だった。
正直、あそこが何処なのかイマイチ把握さえしていない櫻井だったから、言い訳何ぞ浮ぶ筈は無い。
知ってる場所なら適当に繕えるが、二宮を追ってったら辿り着いた為、櫻井の記憶には二宮と二宮の入ったコンビニしか記憶には残って居ないのであった。
翔「えっ、何だっけかなぁ〜。」
必死に言い訳を考える櫻井。
スマホを見れるタイミングが出来れば、こっそりその辺をサーチするのだが。
じぃ〜、と見てくる四人の視線。
あきらかに疑っている眼差しを掻い潜る隙は当然、見当らず櫻井は観念したのである。
翔「実は…。」
その日、櫻井は知合いと別れタクシーに乗っていると、信号で止まったタクシーの横を二宮が通ったのであった。
和「よく俺って分かったよね。」
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YUY(プロフ) - ひらっちさん» あれは可愛かったよね。新しいおもちゃを手に入れ遊びたくて仕方の無い弟と、それに付き合うお兄ちゃん。三人の中でもにのあいは兄弟なのかな？って。(笑) (2017年8月4日 13時) (
レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
ひらっち(プロフ) - こんにちは。相葉さんとのゲームはこんな感じでワンコやったんだろうな〜って思いました。後の御3人もにのあいを見守る姿度々ありますよね。あれすきだわー (2017年8月4日 10時) (レス) id: 40235d3223 (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ちえさんさん» そうなんですね。なんかTV見てるだけだと二宮さんより、四人が勝つことに必死？いや、相葉さんか？(笑)もうしがみつくしか無いって感じでしたよね。無事で良かったよ。今日のVSも最高でした！髪切ったばかりで幼さ全開で可愛かった！ (2017年7月13日 21時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - 本場の奥様運びって、障害物競争なんですね。バトン代わりに受け渡されるのとどっちが過酷なんだろう・・・。にのちゃん、大阪でハジケた分、東京は真面目に頑張ったのかなー？ (2017年7月13日 18時) (レス) id: f89740a95a (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ひらっちさん» 行ってきます！ね、あの話ならその後もやれそうだよね。金とスケジュールの問題除けば。(笑)問題はそこだよね。三人合わせたら高そう。(笑) (2017年7月8日 4時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YUY
| 作成日時：2017年7月2日 13時
