企画モノには。赤黄 ページ22
櫻井はよく共演者のリサーチをするらしいが、それは共演者だけでは無く愛する二宮の番組内容等も常に頭に入れて置きたいタイプであった。
本来なら事前にマネージャーを使い調べるのだが、ここの所忙しく櫻井はつい失念していた為、スマホを使い今、隣でゲームをしている二宮の番組情報を調べていたのである。
隣に居るのだから聞けば良いのではないか？と思うのは浅はかである。
情報とは自分で調べるから価値があるモノであると声を高らかに言いたい所だが、実際は聴いても「えっ、別に知らない」と、しか返ってこないから結局自分で調べる事になるのであった。
翔「………？えっ？！はぁ〜？ち、ちょっと待て！おいっ！！」
智雅和潤「？」
突然声を荒げた櫻井に四人は一斉に顔を上げた。スマホをガン見して驚愕にうち震える櫻井。眼球は見開きワナワナと唇を震わせる様子にメンバーも怪訝な表情で尋ねた。
雅「翔ちゃん？どうかした？」
潤「何かあったんですか？」
矢継ぎ早に尋ねる二人。しかし櫻井は机を挟んだ二人には目もくれず隣の二宮の肩をガシッと掴んだ。
和「えっ？な、何？」
今にも泣き出しそうな顔を近付ける櫻井。いや、既にうっすら涙が浮かんでおり二宮は困惑気味に眉尻を下げた。
翔「何で、何でっ！！」
和「翔ちゃん？」
翔「何で、今度のニノさんで女装する事収録前に教えてくれなかったんだよ〜！！」
智雅潤「えっ？」
櫻井は二宮の冠番組情報を見ていたのである。
翔「23日のニノさんで、男性を女性に変身させる技術がある。では二宮、山田らが美女への変身に挑戦する。って！！」
櫻井は二宮の両肩へヘナヘナと崩れ落ちた。
翔「何で、何で俺がリサーチし忘れた時に限ってそんな素晴らしい企画を！！」
涙ながらに訴える櫻井。
二宮は崩れ落ちた櫻井の背中をヨシヨシするしかなかった。
和「ごめん。だって翔ちゃん忙しかったから教えても見に来れないか
翔「行く！絶対行く！死んでも行く！監督出演者に土下座して謝り倒してでも時間作って行く！！」
智雅潤「………。」
和「あっ………うん。じゃあ、ごめん。」
あまりの迫力と熱意に謝る事しか出来ない二宮。端から見ていた三人は目線で会話しながらも、二宮にこっそり同情するしか無いのであった。
翔「ああっ〜！！ニノの女装〜！！それも笑いに飛んだ方じゃ無く、美女に変身させた女装〜！！」
和「………。」
翔「いや、ニノなら何をやったってどれも可愛いのは分かっている。」
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YUY(プロフ) - ひらっちさん» あれは可愛かったよね。新しいおもちゃを手に入れ遊びたくて仕方の無い弟と、それに付き合うお兄ちゃん。三人の中でもにのあいは兄弟なのかな？って。(笑) (2017年8月4日 13時) (
レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
ひらっち(プロフ) - こんにちは。相葉さんとのゲームはこんな感じでワンコやったんだろうな〜って思いました。後の御3人もにのあいを見守る姿度々ありますよね。あれすきだわー (2017年8月4日 10時) (レス) id: 40235d3223 (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ちえさんさん» そうなんですね。なんかTV見てるだけだと二宮さんより、四人が勝つことに必死？いや、相葉さんか？(笑)もうしがみつくしか無いって感じでしたよね。無事で良かったよ。今日のVSも最高でした！髪切ったばかりで幼さ全開で可愛かった！ (2017年7月13日 21時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - 本場の奥様運びって、障害物競争なんですね。バトン代わりに受け渡されるのとどっちが過酷なんだろう・・・。にのちゃん、大阪でハジケた分、東京は真面目に頑張ったのかなー？ (2017年7月13日 18時) (レス) id: f89740a95a (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ひらっちさん» 行ってきます！ね、あの話ならその後もやれそうだよね。金とスケジュールの問題除けば。(笑)問題はそこだよね。三人合わせたら高そう。(笑) (2017年7月8日 4時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YUY
| 作成日時：2017年7月2日 13時
