好きなメンバー。オール ページ17
和「………。」
二宮のはそは朝から伸びっぱなしである。
それを横目で確認しては視線が合わさる前に逃げるを繰り返す四人だが、実は誰一人ご機嫌斜めの理由を知らないでいた。
ただ一瞬でも目が合ったら意味も分からず頭から足の先まで見た後、
和「ふんっ！翔ちゃんなんて嫌いっ！」
と、嫌われてしまうのだ。
櫻井は楽屋に入って来た途端にやられ、少し前まで砂になっていた。
相葉が必死で慰めの水を与え、やっと櫻井に戻れたのである。
間違いなく次は再起不能確実であるし、三人も同じ轍を踏みたくは無い為、膠着状態が続いているのであった。
チラ、チラ、チラ。
気になる三人。不貞腐れた横顔も可愛いがこのままと言う訳にもいかない。
どうしたら良いかと悩んでいると。
和「絶対作為がある。」
と、二宮はポツリと呟いたのである。
潤「どう言う事？」
二宮の言葉に対し咄嗟に反してしまった松本。二宮はキュルリと瞳を向けるがどうやら櫻井程の刺は無くポチポチとスマホを動かし松本にあるネットニュースを見せたのである。
『嵐の中で最も好きなメンバーは誰か。３位は二宮』
潤「まぁよくあるヤツね。」
しかしこんなモノ昔からいい加減であるし、第一３位を気にするタイプでは無いのは分かっている。
松本が理解に苦しんでいると、二宮は更にはそを伸ばしたのである。
和「何で俺だけ男なの？」
潤「えっ？」
和「コメント。俺ん所だけ男なんだけど。」
そうなのだ。理由コメントがメンバー毎書かれているのだが、何故だか二宮だけ男性オンリーなのである。
また最後には「…共感する男性が多かったようだ。」とまで態々注釈を入れている。
和「絶対女の子だって入れてる筈じゃん！なのにさ…。」
自分だけ男性のコメントしか無い事に不貞腐れているのであった。
雅「本当に男性しか入れて無かったりし…て…。」
後半、殺されそうな眼差しとぶつかった相葉は、語尾を濁らせるがもう遅い。
三人の「バカっ！」って顔と同時に、二宮のご機嫌は更に急降下するのであった。
翔「いや、きっとたまたまだって、たまたまね。」
和「たまたま男性しか居なかったって事？」
翔「あっ！…いや、そうじゃ無くてさ。」
潤「そうそう、たまたま良いコメントがそうだっ
和「つまり女性からはまともな回答さえ聞けなかったって言うんでしょ。」
智翔雅潤「………。」
二人の慰めもただ墓穴を掘るだけ。
だけどそれも仕方の無い事である。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 202人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
YUY(プロフ) - ひらっちさん» あれは可愛かったよね。新しいおもちゃを手に入れ遊びたくて仕方の無い弟と、それに付き合うお兄ちゃん。三人の中でもにのあいは兄弟なのかな？って。(笑) (2017年8月4日 13時) (
レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
ひらっち(プロフ) - こんにちは。相葉さんとのゲームはこんな感じでワンコやったんだろうな〜って思いました。後の御3人もにのあいを見守る姿度々ありますよね。あれすきだわー (2017年8月4日 10時) (レス) id: 40235d3223 (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ちえさんさん» そうなんですね。なんかTV見てるだけだと二宮さんより、四人が勝つことに必死？いや、相葉さんか？(笑)もうしがみつくしか無いって感じでしたよね。無事で良かったよ。今日のVSも最高でした！髪切ったばかりで幼さ全開で可愛かった！ (2017年7月13日 21時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - 本場の奥様運びって、障害物競争なんですね。バトン代わりに受け渡されるのとどっちが過酷なんだろう・・・。にのちゃん、大阪でハジケた分、東京は真面目に頑張ったのかなー？ (2017年7月13日 18時) (レス) id: f89740a95a (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ひらっちさん» 行ってきます！ね、あの話ならその後もやれそうだよね。金とスケジュールの問題除けば。(笑)問題はそこだよね。三人合わせたら高そう。(笑) (2017年7月8日 4時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：YUY
| 作成日時：2017年7月2日 13時
