ビニール傘。続き ページ24
ちょっと頬を染め上目使いで「濡れるから」と、傘をクイッとズラそうとした所を、「こうしたら濡れないでしょ。」と二宮の肩をグッと引き寄せ抱き込む。
和「歩きにくい………。」
俯き加減で真っ赤になりながらも愚痴る二宮。だけど濡れない様に大人しく小さくなってぴったりくっつく様子はたまらなく愛らしい。
このままずっと歩いていたい。
１分１秒でも長く。
重なりあった肌の温もりを感じつつ、一時の幸せに浸るのである。
………が。
雅「なのに、結局傘買っちゃうから。」
そう、あの時会計時に気を利かせた店員がビニール傘を進めた為、二宮はつい「下さい。」と言ってしまったのであった。
智翔潤(なんつぅ、余計な事してくれんだよっ！！)
三人は相葉の気持ちになって心の中で突っ込んだ。
和「だってあそこで断ったら絶対おかしいでしょ？！」
雅「別におかしく無いだろうがぁ！「あ、僕にはこの傘ありますから」って、俺の腕掴めば済んだじゃん！」
智翔潤「？！」
三人は相葉のたまにやって来る恐ろしく大胆な発言に驚かされるのであった。
和「っつ？！ばっ…バカっ！！そんなこ、こ事言える訳無いだろっ？！」
雅「何でだよっ！そしたら傘買わなくて済んだじゃん！」
尤もな答えだとは理解は出来るが、同意するには強引過ぎる内容であり、だからと言って互いの気持ちも分かる為、複雑な面持ちで居るしか無いのであった。
智翔潤「………。」
和「………でもやっぱあの傘、相葉さんのですよ。」
雅「何で？」
和「だってあの時、相葉さんの財布で払ったから。」
雅「えっ？！そうだった？」
和「うん。」
雅「でもさぁ、
智翔潤「っ！もう、どっちでも良いよ！」
雅和「えっ？！えっ？！」
ビニール傘の話からただのバカップル振りを見せ付けられただけの、実に実りの無い時間だったのである。
和「………今度お互いのビニール傘持ち寄ってどっちが買ったやつか数えてみます？」
雅「あっ！いいねぇ〜！」
智翔潤「もう好きにやってくれ………。」
雅和「？」
二人の家にあるビニール傘はもしかしたら、こんなやり取りから増えたのかもしれない。
終わり。
OPトークより。(笑)ビニール傘が増えるにのあいがにのあいらしくて可愛いかった！！
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RIN(プロフ) - 途中でのせちゃった。東京のどこかでやってくれることを期待しときます！ (2017年6月21日 0時) (
レス) id: bec217d4ec (このIDを非表示/違反報告)
RIN(プロフ) - やって欲しいですね！私も見たい！3公演とも違う内容だったから是非して欲しい（笑）あ (2017年6月21日 0時) (レス) id: bec217d4ec (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - RINさん» やっぱりそうなんだ。何か流れてこないからあれ？って思ったの。ありがとう！ね、奥さま運びから離れられない私。(笑)ＷＳ用に東京でやって欲しい！そしてＷＳで旦那の姿を見たい！！いや〜何やるんだろうなぁ、ホント。 (2017年6月20日 13時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
RIN(プロフ) - 本当にお姫様抱っこ見れなかったのは残念でした。グッズはほぼ並んでなかったですよ。一部と二部の間が少し並んでたけど一ヶ所で全部買えるからすぐ流れてましまよ。 (2017年6月20日 12時) (レス) id: bec217d4ec (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - RINさん» 良かったです！ただ、奥さま運び無かったのが残念！やっぱりあれ一回だけかしらね。ま、大変だろうけど。(笑)あまり噂にはならないグッズ列はどうでした？今回大したこと無いのかな？ (2017年6月20日 4時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YUY
| 作成日時：2017年5月5日 12時
