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嫌いって ページ42

太宰side



紅葉姐さんと、私と、Aと中也……後何故か首領とお茶を飲んでいる。





もう一度言おう。





首領とお茶を飲んでいる。



森「いやぁ紅葉君のお茶は美味しいねぇー」

紅「鴎外殿、嬉しい事を云ってくれるのぉ。」


何だろう。この微妙な威圧感のある会話。


貴『紅葉姐様、このお菓子美味しいです!』

紅「そうかぇ。もっと口にせぃ。」


何だろう、この仄々感溢れる会話。



貴『太宰達もなんかいいなよ。』

太 中「A/荒中みたいな無神経じゃあないからな。」

貴『灰になれ。撒いておくから。』



うん。一言一言が苛立たせるね。



太「というか、そんなに食べると…




太るよ?」

貴『……』








気の所為だと思いたい。

目の前に楊枝をもって私に襲いかかろうとするAを、全力で見ないでいたい。







貴『てぇんめこの野郎糞太宰ぃ!!人が気にしてんの態々云うんじゃぁねよこの屑が死 ねやぁぁぁぁぁ!!!』

太「ぎゃぁぁ!?」




汚い言葉を容赦なしに私に投げつけ、物理的に何かを投げつけられた。


森「はっはっはっ、若いって面白いねぇー。」

中「お、おい手前等やめろ!!」




紅「これ。」



その後、ニコニコ顔の紅葉姐さんに、金色夜叉を召喚されて私だけが怒られた。


理不尽!!!

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作者名:スピカ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kid0019/  
作成日時:2016年8月15日 11時

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