嫌いになって ページ37
Aside
今日私は普通にヨコハマの街を散歩していた。犬が居たから構いまくってた。
きっと迷いいぬだろう。
柴犬好きだよ。
貴『あ、そう言えば太宰は犬嫌いだよな。』
柴犬の頬をモチモチさせ乍、太宰に犬を見せたときを思い出した。
一昔
貴『太宰!!犬だ』
太「待て待て待て待て待!!近寄るな!」
流石に面白すぎて中原と笑い転げたよ。
新人の芥川は動物は好きだろうか?今度聞いてみよう。
貴『……あれ?』
ふと顔を見上げると、不思議な人を見つけた。
その人は、辺りをキョロキョロ見渡し、手に持った鞄を強く握っていた。
私は犬を抱き乍、近づいた。
貴『其処のお方、迷いましたか?』
?「丁度良かった……此処ら辺に「ポートマフィア」と言う組織は…
ぇ?」
相手の言葉は続かなかった。私は片手で犬を守り乍銃口を向けた。
貴『「ポートマフィア」と言う単語。軽々しく口にしない方が良いよ。』
引き金を発泡擦れ擦れ迄引く。下手すればパァンだけね。
?「ちちち違います!敵じゃないんです!」
貴『初対面の人に悪いけど、こればかりはねぇ。』
相手はそれでも私をみた。焦ってはいるのだろう。だが、どこか落ち着いている。
貴『はぁ……名前は?』
?「え、えと、」
貴『しゃっきりとしろ!!名前は!?』
相手は戸惑うかの様に、私に言った。
「えっと、俺は……
立原。
立原道造と云います!」
ーーーーー
1,000hit感謝です!
84人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:スピカ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kid0019/
作成日時:2016年8月15日 11時