基本自由気まま ページ20
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スマホの着信音で目が覚めた。
今日も頭がガンガンしながらも、頑張って起き上がる。
未だに鳴っているスマホに手をかけると、表示されてる時刻は午後１時。
やっば。
いや、待ってなんでやばいんだっけ？
と、思い、電話してる相手を見たら“ユンギヒョン”の文字。
やっば！
ユンギヒョンに「うち来い」とだけ告げられて、言われるがままに行く。
歌詞とスマホと財布と鍵だけ持って、髪もとかずに家を飛び出す。
ついた頃には２時で、約束の１０時には４時間は遅刻していた。
あーやってしまった。
こっぴどく怒られることを覚悟した上で、インターホンを押すと、出てきたのはホソギヒョンだった。
「おはようございます、すみません、」
「中入って」
低い声で放つホソギヒョンに背筋が凍った。
ホソギヒョンは笑顔のイメージしかない。
なのに、今は一切笑ってない。
「…はい……」
ヒョンの背中を追ってリビングに向かうと、ソファにユンギヒョンとナムジュニヒョンが座っていた。
その横のソファにホソギヒョンが腰掛け、僕はこの重い空気からなんとなく彼らの前の床に座ることにした。
ナムジュニヒョンは気まずそうに僕に笑顔を向けたけど、ユンギヒョンは床を見つめたまま、僕には何も言ってこない。
それがなおさら怖い。
「遅刻して、ごめんなさい」
とりあえず、謝らなきゃ。
でも、二日酔いで遅刻なんて言えない。絶対。
RM「なんで遅刻したの？」
と思ったら、そう質問される。
「寝不足で…」
半分本当。
SG「曲覚えてきたか？」
昼に起きて、すぐ女の子たちに会って、夜はバイトな生活を送っていた僕に、
それができる時間があるわけないんだ。
だから素直に、「いいえ」と答えた。
答えたら、ホソギヒョンは僕を睨んだけれど何も言わず、ユンギヒョンにいたっては「あっそ」とだけ言って、作業室に入っていった。
それだけだった。
よかった。怒られなかった。
と安堵のため息をした瞬間、
ユンギヒョンは作業室から出てきたら、僕に重い何かが入ってるカバンを投げつけてきた。
「いっ、」
SG「テヒョン、てめーAの家から出てけ」
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叶え隊 - 初コメント失礼します！最後の一言で何故かゾッとしてしまいました…！最高の作品をありがとうございました！ (2022年1月6日 2時) (
レス) @page26 id: c0ba4ad0a8 (このIDを非表示/違反報告)
Haylee :D(プロフ) - やまやまさん» やまやまさん！ありがとうございます！ユンギくんは偉そうにしてるくせに何考えてるのでしょうかね笑これからもよろしくお願いします！(^｡^) (2018年5月30日 16時) (レス) id: 0356daf5fa (このIDを非表示/違反報告)
やまやま(プロフ) - 初コメントです！最後のユンギくんとの関係に驚きを隠せません(笑)とてま面白かったです！続編密かながら期待しております(笑)これからも頑張ってください！応援してます！！！！ (2018年5月29日 19時) (レス) id: 8d56f807c6 (このIDを非表示/違反報告)
Haylee :D(プロフ) - BTSが大好きすぎて....さん» ありがとうございます！これからも頑張りますので、よろしくお願いします！ (2018年5月1日 0時) (レス) id: e4139d44ac (このIDを非表示/違反報告)
BTSが大好きすぎて.... - 良いですね♪続き?がめっちゃくちゃ気になります！更新待ってます！頑張って下さい! (2018年5月1日 0時) (レス) id: 17691f8b8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Haylee :D | 作成日時：2018年4月26日 17時
