CREATOR∞15-G ページ15
『カァーーーット！！』
ここでまさか
しねーよ
しないしない。
するかっつーの。
けど、監督の声に
なぜかホッとしたのも事実。
Aがラズリ本人だってことは
ここに居る一部しか知られていない中、
息ピッタリ〜なんて
周りからは色んな称賛の声に、拍手まで。
『アレは何のシチュエ〜ショ〜ン？
ドキドキしたわ〜ん//』
Aのヘアメイク担当の、たぶんオカマが
変な走り方で駆け寄って来た。
「…さっきのは…よ、予定通りやん！
てかジヨン！もうええやろ！手！」
え？あぁ…！
何でかまだ、Aの顔を持ったままだった。
「ちょっとここ、エアコンついてるん！？
暑いねんけどっ。」
『あんた身体中、絵だらけだから
毛穴がバカになってるんじゃな〜い？』
手で顔をパタパタ扇いでるけど、
Aの顔は
ホントに熱かった。
もしくは
俺の手か？
「ジヨン。」
ん？と、顔だけをAに向けた。
「あんた、手大きいな〜
オトコの手や。ほら。」
さっきまでは、確かに感じてた。
Aの目から伝わる何かを。
だけど今、
手の大きさなんぞを比べっこされてる。
手が大きいとゆうよりも、
Aの顔が小さいんだと思うけど。
そ？なんて俺も俺で。
さっきの変な空気は無くなった。
いや、微妙に無くなっては無いかも。
パッ
目は逸らされた。２回も。
まるで、さっきの俺みたいに。
ー
残りのカットも無事に終え、
今日のノルマが達成したのは、明け方頃。
さすがに疲れた。
そりゃあもう、色んな意味で。
「予習でもした？」
見学に来てたヨンベには茶化されるし。
…すっかり飛んでたんだよ
なんか、考えることが多すぎて。
ふたりで濃厚に絡むシーンを。
黒で統一されたセットに
ひとり掛け用のソファーがひとつ。
そこに俺が座って
Aは俺の上に。
さっきの続きじゃねーけど
視線を絡めたり
お互いを挑発してるようなシチュエーションがあったり
背中に手を回したり
両手で顔を包み合ったり
微笑んだり
監督の無茶振りに、コレはNGだろってことがあって爆笑したり
やることは全て、恋人かのようなシーン。
歌詞に見合ったシチュエーションを
ふたりで演じた。
演じた、よな？
これが
イベントを匂わせる予告のティーザーになるんだから
演じただけだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 689人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
すん(プロフ) - ぴんくさん^ ^こんばんは！あちらの、更新ありがとうございます☆是非、こちらの更新も待ってます！！！♪ (2017年4月5日 1時) (
レス) id: c66cbe89a7 (このIDを非表示/違反報告)
ぴんく(プロフ) - すんさん» すんさんこんばんは！元気です！！最近忙しくてほんとすみませんTTこっちではなく、あっちを更新いたしましたので、またお暇な時にでも遊びに来てください(*'▽'*) (2017年2月25日 20時) (レス) id: 8fc6d7c2eb (このIDを非表示/違反報告)
すん(プロフ) - ぴんくさん！お久しぶりです^ ^お元気ですか？いつまでも待っているので、ぴんくさんのペースで更新頑張って下さい＼(^o^)／ (2017年2月17日 1時) (レス) id: c66cbe89a7 (このIDを非表示/違反報告)
ぴんく(プロフ) - かなさん» ありがとうございます！更新する時間を見つけてできる限りになりますが頑張ります！！ (2016年10月1日 3時) (レス) id: 892aa57132 (このIDを非表示/違反報告)
かな - 更新頑張ってください！ (2016年9月29日 18時) (レス) id: 7418dc8c46 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぴんく
| 作成日時：2016年4月29日 0時
