38話 ページ40
Aside
「軽音部、レーンに入ってください。」
さとみ先輩は、いつも通りの綺麗なフォームで、サッカー部のエースらしき人をすぐに抜いた。
陸上部まで、あと少し…。
さとみ「A!!」
さとみ先輩に名前を呼ばれ、後ろに手を出した。
さとみ「行ってこい!」
バトンをぎゅっと握りしめると、今までにないような力を出して足を動かした。
それでも男子の力には勝てない。
サッカー部の人に、抜かれてしまった。
でも、ここで踏ん張らないと…。
A「ころちゃん!!」
ころちゃんに、バトンを渡した。
サッカー部との差は少し。陸上部とは離れている。
アンカーはトラック一周。
ころちゃんは、サッカー部と陸上部をすぐに抜いた。
莉犬「さすがすぎる…w」
パンパン!!
ころん「1位だよ!!」
ゴールテープを切ったころちゃんが、私たちの方へ走ってくる。
ななもり「やったね!!」
自分の席に戻ると、昼休憩のアナウンス。
私たちは部室に言って、お弁当を食べた。
午後でも相変わらず、紅組のみんなは白組の私たちの方に座ってる。
ほんとにいいのか…?w
ジェル「じゃっ、俺ら行くわ!なーくん、さとみくん、行こ!」
さとみ「…おう。」
2年生はなんとガチ勝負のみ、全員が100メートルに参加らしい。
ころん「ななもり先輩頑張れ!!」
A「組違う!ww」
ななもり先輩は2位でレースを終えた。
最終レース。
コースには、さとみ先輩とジェル先輩がいた。
リレーでは一緒に入れないと落ち込んでたジェル先輩だけど、ここで一緒に走れるならよかった。
ころん「さとみくん…」
昼休憩の間も、2人は話していなかった。
莉犬「始まった!」
るぅと「記録的には、さとみ先輩の方が早いみたいですけどね。」
最終レースは全員速すぎて、あっという間に終わってしまう。
莉犬「ジェルくん1位だ!!」
最終レースが終わり、退場門へ出ていく。
ころん「っ…!!」
ころちゃんが、急に席を立った。
A「ちょっ!どこ行くの!!」
ころん「さとみくん、まだ体調悪い…!」
そう言って、体育館の方へと走り出した。
莉犬くんとるぅとくんはこのあと係の仕事が入ってるみたいだから、行ってらっしゃいと見送ってくれた。
ころん「さとみく…」
ジェル「さとみ、まだ体調悪いんやろ?」
ころちゃんより、ジェル先輩やななもり先輩のほうが早く声をかけた。
206人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「すとぷり」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あーちゃん - いいなぁ、、、すとめも、、、。私も行きたかったなぁ、、、楽しんできてね、、、。 (2019年4月21日 10時) (レス) id: 9160e058ff (このIDを非表示/違反報告)
莉斗(プロフ) - いくみさん» 了解ですっ!!ありがとうございますっ!!ダメとか言われるかな、、、、と自分で書いたのに後悔しちゃってたので、、!!!! (2019年4月6日 20時) (レス) id: c0bc7e6570 (このIDを非表示/違反報告)
いくみ(プロフ) - 莉斗さん» Twitterでお願いされてる人優先になりますが、いっぱい取れたらいけます! (2019年4月6日 20時) (レス) id: 09322cf5d1 (このIDを非表示/違反報告)
莉斗(プロフ) - わぁ!!おめでとうございます!!私も5/1行くんですよっ!!あの、、いきなりですみませんが…よかったら銀テとれたら譲ってはいただけないでしょうか?私席まだわかんないんですよね、、 (2019年4月6日 18時) (レス) id: c0bc7e6570 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん - てか、千葉住み?...私は、千葉住みです (2019年4月2日 10時) (レス) id: 9160e058ff (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:いくみ | 作者ホームページ:飲んでなくない?🍺∩(´^ヮ^`)∩🍺 うぉううぉう!...
作成日時:2019年3月29日 12時