【すとぷり】ギターを奏でる君の隣で 【ころん】

29話 ページ31

Aside


『紅白同着です！！』


その声を聞いて、さらに歓声が大きくなった。


るぅとくんもころちゃんも、体育祭の最後の種目のアンカーを1年にしてやるなんて凄すぎる…。


ジェル｢疲れたわ〜！｣


さとみ｢おつかれ。｣


るぅと｢さとみ先輩速すぎですよ！絶対勝てると思ってましたもん。｣


ころん｢いや、るぅとくんもおかしいよ！‪w｣


4人とも速すぎるんです‪w


先生｢さとみ！！はやくしろ。｣


さとみ｢あ！はい！｣


そう言って、さとみ先輩は走っていった。


ななもり｢相変わらず大変そうだなー｣


さとみ｢元の位置に戻ってください！最後閉会式します！閉会式の退場曲を担当する軽音部は、さっきと同じ待機場所に移動してください！｣


さとみ先輩の声がすると、少しざわざわとしながら生徒たちが元の位置に戻りだす。


そっから先生の講評があって、優勝発表の練習があって、体育祭練習は終わった。


莉犬｢今日このまま部活行けるのか！！｣


今日はグラウンドでHRを終わりにして、そのまま部活に行ってもいいみたい。最高。


ジェル｢じゃっ、また後で！｣







A｢しっつれいしまーす！｣


ななもり｢早いね‪w｣


ころん｢こいつ走んの遅い。｣


A｢そういうことじゃないでしょっ！｣


さとみ｢やほー。｣


るぅと｢こんにちはー。｣


莉犬｢あれ！さとみ先輩今日は参加できるの？｣


さとみ｢いや、部活動対抗の説明。｣


あー。これ、私も出なきゃいけないやつじゃん。


ジェル｢でもころんとるぅととさとみくんおるし。大丈夫やろ！｣


ななもり｢そうだね！でもせっかくなら勝ちたいし、ちゃんと順番決めよ‪w｣


みんなで話し合った結果、

1番 るぅとくん
2番 莉犬くん
3番 ななもり先輩
4番 ジェル先輩
5番 さとみ先輩
6番 私
7番 ころちゃん

になった。
ちょうど7人でやるリレーらしい。
普通6人とかじゃないの( ˙-˙ )


てか、あんな速い人にバトン渡せる自信もなければ速い人から受け取れる自信もない。


さとみ｢大丈夫だって。練習しような。…じゃあ俺、他の部活んとこ行ってくる！ごめんな！｣


るぅと｢頑張ってください。｣


私からバトンが、ころちゃんに。
やば…考えただけでも緊張する。

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