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第5話 ページ6

禍乃視点
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in体育館


それから程なくして昼食を食べ終わった私達は体育館に来ていた。


藍「それじゃまずは基本的な身体測定をしてそれから魔力測定をします。」

A「はい」


Aと藍先生が身体測定をしているのを記録しながら私は少し考え事をしていた。


禍乃(以外と能力は普通。どの項目でも規格外の結果が出てる訳じゃない…じゃあ、なんで……)


藍「それじゃ次は1対1をするから禍乃、竹刀を二つ取ってきて。」

禍乃『!はい!』


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藍「それじゃ制限時間は5分。王手を獲った時点で勝負は終わりよ。…じぁ、よーい初め!!」


禍乃(…対人戦は好きじゃないって先生知ってるよね??
これも克服の一環とか思ってんのならやめて欲しいんだけど…)


お互い、間合いを保ったまま暫く硬直状態が続いていた…
が、


A「ハァ!」


禍乃(仕掛けてきた!…)


私はAの木刀を受け止め、そのまま攻守攻防が続く。
タイミングを見計らい、Aの刀を私の刀で受け流した。


スルッ


A「えっ?!…」


そして思った通り重心が刀に向いたAはバランスを崩して倒れかけた。
自分でも鬼畜とは思うがそこへ一気に畳み掛けた。


ドガッッ


A「グッ!、」


Aの腹に蹴りを入れる。本音を言うと申し訳ない。
が私も先生の前で負ける訳にはいかない。


A(今日会ったばっかりの人にこんな本気になる?!適当にやってたらヤバい!!)


と思いAは瞬時に体制を立て直し攻撃を仕掛け直した。


禍乃『?!、』


A「やぁぁあ!」


ブンッ


禍乃『あっ…ぶなッ!』サッ


中々危なかったが間一髪で避けた。


禍乃『ハァ…中々やるね…』


禍乃(油断してた…体力測定の結果が普通過ぎてちょっと舐めてた。本気出さないと!)


禍乃『次はこっちから行くよ!!』






バチ、バチッ!!



次の瞬間、体育館の電気が消えた。


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小ネタ
・ナトリア狩人育成学校
この学校は主に狩人の育成を最重要としている狩人科の他に普通科もある。
比率としては丁度普通科と狩人科が半々くらい
男女比は普通科、狩人科どちらも女子が多い(作者が女の子好きだから)
学校の間取りとか決まってないけど広い。
体育館とか理科室が沢山ある。
あと、校内に鍛冶屋もある。
学校周りは草原で草原の奥は林になっている。

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設定タグ:魔法 , オリジナル小説   
作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
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作者名:うめ | 作成日時:2022年8月2日 0時

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