検索窓
今日:6 hit、昨日:4 hit、合計:960 hit

第23話 ページ24

A視点
ーーーーーーーーーー
女子トイレ


いきなり先にトイレに入った華先輩が叫んだ。
私もすぐ横から顔を出し、トイレの中を見た。
すると








そこにはうつ伏せに倒れた凛先輩がいた…




華「り、凛!しっかりしてッ!!どうしたのッ!?」

A『え、あ、あ、きゅ救急車…け、警察呼ばないと…』


華先輩は凛先輩の肩を揺すりながら凛先輩に呼びかけている。凛先輩からの反応はなかった。
ただ凛先輩は眉を顰めて唸っている。

私はポケットからスマホを出そうとしたが生憎ロッカーの中に忘れていたようでポケットからは何も出てこなかった。




凛「う゛、うぅん……?は、な?」


しばらくして凛先輩は頭を抑えながら起きた。頭が痛いのか酷く苦しそうな表情でこちらを見てくる。


華「香凛!!」

A『先輩!!気付いたんですね!』


華先輩は驚きと喜びと安堵が混ざったような顔を凛先輩に向ける。その顔はとても並大抵の友達に向ける顔ではなく、華先輩と凛先輩の仲の良さが伝わってくる。


凛「う゛、頭痛い…華保健室連れてって。」

華「うん分かった。しっかり捕まって。」


そう言って華先輩は凛先輩の肩を掴むと保健室へとゆっくり歩いていった。私はただついていくことしか出来なかった。


A視点
ーーーーーーーーーー
保健室


華先輩達が保健室着くと白衣を着た男性(多分保険の先生)が凛先輩を奥の部屋に連れて行き、私達はすぐ追い出された。
が程なくしてすぐ保険の先生らしき人は戻ってきた。

華「オリヴァ先生、凛は大丈夫なんですか!?」

オリヴァ「2、3日安静にしていればすぐ良くなりますよ。どうやら彼女の体質のせいで風邪を拗らせたみたいです。」

華「…はぁぁ、良かったぁぁ。」


華先輩は安心して胸を撫で下ろした。


A『すみません、オリヴァ?先生。凛先輩の体質ってなんのことですか?』

オリヴァ「?君は…」


ーーー作者の部屋ーーー
ちょっとしたお知らせなのですがこのお話を更新したと同時に青城ちゃんの名前を変更しました。
青城香凛→青城凛
になりました。
ストーリー上は何も変わらないのでご安心下さい。

今回短くてごめんなさい_| ̄|○

第24話→←第22話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
設定タグ:魔法 , オリジナル小説   
作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:うめ | 作成日時:2022年8月2日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。