第20話 ページ21
A視点
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ミーティングルーム8-7、7-7、6-7
昼食も食べ終え禍乃は部活へ、ベルは選択授業へと
各々の理由で部屋を出ていってしまい、私だけ残ってしまった。
A(藍先生に残れって言われたけど暇だな〜。)
A『あのアビー先生。私は午後は何をしたらいいんでしょう?』
アビー「あぁ、A。丁度良かったわ、今部活表をプリントしたところなの。これよ。」
そう言ってアビー先生はちょっとしたプリントの束を渡してきた。
A『ぶ、部活表…もしかして部活に入らないといけないんですか?』
アビー「あら、強制じゃないわよ。
色々な部活があるから見学とかをスムーズにする為にプリントしただけよ〜。
狩人は任務もあるから部活は免除されるし、入部はあなた次第よ。
どの部活も見学はいつでも大歓迎だからね。
…あ、ちなみに選択授業は今週末までに申請してね。」
A『はい、分かりました。それじゃ私は失礼しますね。』
私はそう言って部屋を出ていった。勿論、もうすでに行く宛ては決めてある。
A視点
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in美術室
Aが訪れたのは美術室だった。特別絵を描くのが好きな訳でも上手い訳でもないが部活に入るならこことAは昔から決めていたのだ。
部長「ん〜じゃあ今日はあくまで見学だけね。…でもウチの部、見学するものもないしとりあえず体験入部みたいな感じで皆んなに混ざって絵書いたら?」
A『はい、じゃあそうします。』
部長「えぇ〜と、じゃあ紙と鉛筆、筆とかそういう道具と材料は全部まとめてここに入っていて、
ウチの部は基本的に来たら好きな所に座ってただ絵を描くだけだから。それと基本的に静かにしてること。分かりましたか?」
A『はい、今日はよろしくお願いします。』
周りはもの凄く静かで鉛筆と紙が擦れる音しか聞こえない。
外では運動部が元気よく活動してるって言うのにここだけは防音魔法が掛けられたみたいだった。
というか本当に防音魔法かけてるんじゃないか?
とりあえず音楽室みたいに段々と階段状になっている床空いている所に座り、風景画でも描き始めた。
ーーー作者の部屋ーーー
お久しぶりです、忙しい時に限って更新したくてたまらなくなる雑草です。
最近はストーリーの進み具合と完結までの道のりを見て絶望してます_:(´ཀ`」 ∠):
更新頑張ります、すまそ
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作者名:うめ | 作成日時:2022年8月2日 0時