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A「もう…帰るの？」
聖臣「？帰んないけど」
A「ほんと！」
聖臣「せっかくだし…
もう少し一緒にいたいし」
私はそれを聞いた瞬間心臓がぱんっとはじけた。
聖臣「…A、こっち来て」
ぽんぽんとソファの上をたたいて
つんっと唇を尖らせてそう言う。
ちょこんと隣に座ると
ぐいっと肩を寄せてきて
じっと私の顔を見つめてきて…
A「な、なんでしょう…？」
聖臣「…していい？」
A「ん、なにを？」
聖臣「キス」
…
A「ふぁっ！？
む、むりむり
したことないもん私！！」
聖臣「…俺だってないし」
聖臣「俺、彼女できるの、初めて」
A「ええ…うそ」
聖臣「嘘つく必要ないじゃん」
たしかに
今聖臣は顔を赤くしている。
それに聖臣はうそをつかない。
でも…ふと思い出してしまった。
A「この前学校帰り
髪長い女の人と歩いてた」
聖臣「…？
あー…わかった」
はぁ…とため息をしたあとに
聖臣はポッケから携帯を出して
一枚の写真を見せてきた。
聖臣とこの前のきれいな人と
聖臣によく似てるけど
髪の毛がとても短くて筋肉質な男の人の
3人がスーツを着ている写真。
…ん？
…ん？
A「え…あれ、お姉さんなの？」
聖臣「この前酔っぱらって、
間違って実家戻ってきた。
その帰りに俺のこと待ってただけ」
聖臣「あれ彼女と間違えられるの無理」
A「えええ…凄い綺麗な人だから
私凄い心配だったのに…
というか美男美女！！」
聖臣「…ん、誤解解けた…？」
A「解けました！」
聖臣は私の頬を左手でぐいっと向けて
聖臣「…目、閉じて」
そんなかっこいいことを言うもんだから
勢いで目を閉じた。
唇にふわっと、優しいぬくもりが当たって
A「…ん…」
私はそのまま目を閉じたまま
体を預けた。
すっ、と唇が離れて
聖臣の顔を見ると
聖臣も顔が赤かった。
聖臣「…A？」
A「もう一回！」
聖臣「…ん」
次は慣れたように滑らかに
唇を合わせてきて
かっこいいなって
唇を離して、目を合わせると
聖臣は目がとろんとしていて
唇を尖らせて
顔を真っ赤にしていた。
聖臣「も、もうおしまい…！」
可愛い
A「…好き！」
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げんまいちゃ。(プロフ) - 希さん» コメントありがとうございます！文章力が乏しくて焦らしてしまってすみません^^; これからもよろしければぜひお楽しみください^^ (2020年12月1日 23時) (
レス) id: b07dd76780 (このIDを非表示/違反報告)
希(プロフ) - あ〜よかったです。姉で！他の心配は夢主の妹だけです。どうかサクサ君の事はただの憧れであって欲しい。 (2020年11月30日 4時) (レス) id: 6b38a098ff (このIDを非表示/違反報告)
希(プロフ) - あの女の人は解決しない！予想では姉？ (2020年11月29日 15時) (レス) id: 6b38a098ff (このIDを非表示/違反報告)
げんまいちゃ。(プロフ) - ブドウ味のリンゴさん» 頑張って更新増やしていくので、どんどん読んで楽しんでください！＾＾ (2020年11月27日 20時) (レス) id: b07dd76780 (このIDを非表示/違反報告)
げんまいちゃ。(プロフ) - あばばさん» コメントありがとうございます！二人をもっと可愛くできるように頑張ります＾＾ (2020年11月27日 20時) (レス) id: b07dd76780 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：げんまいちゃ。 | 作成日時：2020年11月20日 2時
