71 ページ22
ピピピピ…ピピピピ…
12月の朝はとてもひんやりしていた。
ストーブをタイマーにセットするのを忘れて
極寒の中ベッドでもごもごする。
A「あああ…寒い…」
必死に腕を伸ばしてリモコンでストーブをつける
すぐ暖かくなって、
睡眠 第2ラウンドに入ってしまった。
A「す、すみません…。寝坊しました」
担任「珍しいな、ユース合宿の疲れが出ちゃったか？？」
A「いえ、疲れは全くないんですけど
あの、ストーブつけ忘れて…」
担任「…え」
A「失礼しました…」
A「ごめん、お昼休みなのに付き合わせて」
ひまり「お説教された？」
A「ううん、笑われて終わった」
A「なんでお昼まで爆睡するかな…」
私は基本的に朝が強いタイプで
どんなに朝早くても
よっぽど疲れてない限りは起きれる。
なのに…
A「ストーブつけたらあったかかったんだもん…」
ひまり「ははははは、それほんと面白い」
A「教室行くの本当に恥ずかしい…」
ひまりからの電話で目覚めて
慌てて準備をしてきたのは良いものの
初めての遅刻で何をすれば良いのか分からず
お昼休みになってひまりが玄関まで、迎えにきてくれた。
満面の笑みで。
ひまり「いや〜だって、朝強いAが寝坊だもん。
一瞬、
昨日のデートで疲れでも残ったのかな…
え…まさか、一気に進展したの！？
って思ったよ私は」
A「？ デート？進展？」
ひまり「…あ、うん、なんでもない笑
Aは赤ちゃんだった、ごめんごめん」
A「な、なにそれ！
っていうか昨日はデートじゃないよ…」
ひまり「えぇ〜？元也スマホに
佐久早から写真送られてきてたよ」
A「え、あの…リスみたいなやつ？」
ひまり「そそそ、めっっっっちゃ可愛かった」
A「やだ、恥ずかしい…」
教室までくると、
意外とそこまで恥ずかしくはなかった。
聖臣は腕を組んで寝ていて、
リズム良くカクカクしてる。
話も何もしてないし、
ただ寝顔を見てるだけなのに
顔が赤くなってしまった。
ひまりは自分の席に戻ったから、
私は席について、
横目で寝顔を見てると…
寝不足じゃないのに、
私も眠たくなって
気付いたら、眠ってしまった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 462人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
げんまいちゃ。(プロフ) - 希さん» コメントありがとうございます！文章力が乏しくて焦らしてしまってすみません^^; これからもよろしければぜひお楽しみください^^ (2020年12月1日 23時) (
レス) id: b07dd76780 (このIDを非表示/違反報告)
希(プロフ) - あ〜よかったです。姉で！他の心配は夢主の妹だけです。どうかサクサ君の事はただの憧れであって欲しい。 (2020年11月30日 4時) (レス) id: 6b38a098ff (このIDを非表示/違反報告)
希(プロフ) - あの女の人は解決しない！予想では姉？ (2020年11月29日 15時) (レス) id: 6b38a098ff (このIDを非表示/違反報告)
げんまいちゃ。(プロフ) - ブドウ味のリンゴさん» 頑張って更新増やしていくので、どんどん読んで楽しんでください！＾＾ (2020年11月27日 20時) (レス) id: b07dd76780 (このIDを非表示/違反報告)
げんまいちゃ。(プロフ) - あばばさん» コメントありがとうございます！二人をもっと可愛くできるように頑張ります＾＾ (2020年11月27日 20時) (レス) id: b07dd76780 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：げんまいちゃ。 | 作成日時：2020年11月20日 2時
