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佐久早SIDE
簡易ベッドに櫻を寝かせた後に
こいつの恰好が気になった。
Tシャツ一枚にショートパンツ。
佐久早「…一体どうやったら上着着る前に寝落ちすんだよ…」
帰りに着る予定だったジャージを櫻の上にかけると
「…ん…あったか…」
佐久早「…子どもかよ」
さっき櫻を持った時に
凄く小さくて、軽いと思った。
けど
寝ているときはもっと小さく感じる。
…なんか、こいつの寝顔見てると
…眠くなって…
…寝てしまった。
筋肉も体も冷えた。
俺としたことが…。
元也「お疲れー。これ、Aの荷物！」
佐久早「…ああ、助かる」
元也「んじゃ、俺ら先に帰るわ！
気を付けて帰れよ」
佐久早「ああ」
9時半になっても、こいつは起きない。
…起きる前に着替えるか。
脱いだ服を洗濯ネットに入れて
ビニールに入れる。
そうすれば家に着いたらすぐ洗濯できる。
「んん…んーーーっ」
…あ、起きた
「…あ、佐久早く…ふぁっ！？」
佐久早「…ビクッ…なにいきなり大きな声出すなよ」
「だ、だだだ、だって…
…じょ、じょ、上…な、何も着てない…」
佐久早「…ああ、そんな男の上裸見たぐらいで…」
何をそんなに慌ててんだよ…
そう言おうとしたとき
「…(赤面)」
櫻の顔が、すげぇ真っ赤で
佐久早「…」
な、なんだか慣れない感覚になった。
別に恥ずかしいわけでもねぇけど、
その顔を見たら…
動けなくなった。
佐久早「…はぁ…」
「き、き、き、きゃあああああああ！！！」
…！？
気づいたら俺は部室のドアを開けて入っていた
佐久早「…どうし…！」
部室に入った瞬間
櫻が慌てて俺にしがみついてきた
「ご、ご、ゴキ、ゴキブリ！！！」
「あ、あそこ！！！椅子の横！！！！」
佐久早「…ん、な…」
佐久早「…お、お前まず、服…」
「…ゴキブリ動いたああああ、やだあああああ！！！」
佐久早「お、俺の話…」
「怖い怖い無理無理無理無理！！」
佐久早「…はぁ…」
こいつは何も聞こえてないから
とりあえず、ゴキブリの処理をすることにした。
…何も見ないようにして。
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夜那 - 私占ツク創作の名前でやってるんですけど主人公の妹ちゃんの名前一緒でびっくりしました…漢字も一緒… (2021年8月13日 15時) (
レス) id: 2e6e4d5ff3 (このIDを非表示/違反報告)
お日向ぼっこ(プロフ) - 43読んでます！墨田区地元なんでにやけちゃいました笑笑 (2021年7月29日 8時) (レス) id: c5d59fd6db (このIDを非表示/違反報告)
麗 - 16ページ は？」 …そういうのは、、 の あとにも」があるので一つは不要かなと思います (2021年3月17日 19時) (レス) id: 8656a872ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：げんまいちゃ。 | 作成日時：2020年11月14日 16時
