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向かう道中こそ他愛無い話をしたものの
スタバではテヨンとウンビの話で持ちきりだった。
ジェヒョンも難しい問題だよね、といいつつ
どこか心ここに在らずといった様子だった。
JH「Aだったらどう？」
「わたし？」
JH「うん。もし俺がテヨンと同じように、女の子の教育係任されたって言ったらどうする？」
「うーん…」
コーヒーを飲みながらそう尋ねられた。
ジェヒョンと対面で座って顔を直視するのは
いつになっても慣れない。
おまけにいつまでも私に優しすぎる性格を持ち合わせてる。
私が新作を飲みたがってたことを知って誘ってくれて、
でも私の好みの味じゃなかったら交換できるようにと自分はコーヒーを頼んでくれて、
そんなかっこよくて優しいジェヒョンだから
いつ誰に取られたっておかしくないと思ってしまう。
ジェヒョンに教えてもらえる子はもちろんジェヒョンに惚れてしまうだろうな。
「不安、だけど…バイトまで制限できないから…なにもいわない」
恐る恐るそう答えると、ジェヒョンは少し困ったように微笑んだ。
JH「まーだ不安とか言ってるの？」
「ごめん、で、でも教育係のジェヒョンなんて想像しただけで、！」
JH「惚れちゃう？」
「…うん、」
言わされた。
こんなの誘導尋問だ。
でも今度はジェヒョンは満足したように笑った。
JH「はは、Aにしか優しくしないよ」
「…ジェヒョンはいつでも優しいよ」
JH「気のせいだよ、Aの前でだけ」
ジェヒョンは私用に頼んでくれた新作を一口飲むと
そんなに甘くないねと微笑んだ。
交換する？と聞くといいよ、好きな方を飲みなと言ってくれた。
「…ウンビも、」
JH「うん」
「テヨンのいいところをいっぱい知ってるから、それを自分以外が近くで感じるって考えただけで不安なのかも」
教育係なんて必然的に距離が近くなるわけで
その分いいところも沢山知られてしまう。
良くも悪くも、お互いに。
それが率直に怖いのだろう。
JH「テヨンがウンビ以外を好きになるなんて考えられないけどね」
「うん。お互いうまく伝わってないんだろうなあ」
テヨンもテヨンで、信じてもらえてないことにショックを受けてるのかもしれない。
さっきジェヒョンが困った顔で笑ったように。
「…今度の休みの日、ウンビと話してみようかな」
JH「優しいね、きっと喜ぶよ」
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ぱらむ(プロフ) - miki0417onew121さん» コメントありがとうございます。温かいお言葉をいただけて嬉しい限りです(T_T)必ず続き書くのでもしよろしければ気長に待ってあげてください(´Д⊂ヽ (2021年10月19日 2時) (
レス) id: 51b9067a69 (このIDを非表示/違反報告)
ぱらむ(プロフ) - 〇〇さん» コメントありがとうございます！バタバタしていてなかなか更新できず申し訳ないです。絶対絶対完結させますので！！どうか見守ってあげてください( ;∀;) (2021年10月19日 2時) (レス) id: 51b9067a69 (このIDを非表示/違反報告)
miki0417onew121(プロフ) - 面白いです！！早く続きが読みたいです！！！最高！ (2021年9月14日 19時) (レス) id: 774462a870 (このIDを非表示/違反報告)
〇〇(プロフ) - 作者さんいつも更新ありがとうございます！ 続き楽しみにしときます！ (2021年6月6日 0時) (レス) id: 48e49a5e8a (このIDを非表示/違反報告)
ぱらむ(プロフ) - さとみさん» さとみさんコメントありがとうございます(*´`*)やっとです〜もどかしかったです><笑 なるべく早く続きも書きたいと思いますので引き続き見ていただけるとうれしいです！！ (2021年2月9日 13時) (レス) id: b3588f631a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱらむ
| 作成日時：2020年11月30日 22時
