k-popの男主短編を詰め詰め。

リクエスト。ドギョムのぴょんて。 ページ41

ドギョムサイド

体だけの関係のつもりだった。
練習生の中でも有名だったA。可愛いあの子を振った、だとかあいつと関係持ってる、だとか。同じグループになった時はびっくりした。

『え、考え事？気持ちよくない？んじゃもっと強くしていいよな』
「っま、ああぁッ！ち、あ"っ、ンあっ、んあぁあっ！」

ほんとは仰向けが良かった、なんて。嘘だよ嘘。
誰とは言わないけどメンバー数名とも関係を持ってたらしく、夜な夜な聞こえたり聞こえなかったり。嫉妬で死にかけた。

「あ、っ、ん、っく、ッふ、う」

シーツをきつく掴んで、枕に顔を埋めた。
泣かれるとめんどくさい、だったら泣きそうになるようなやり方をするな。

『ソクミナ？』
「っさい、ッん、ふ、ッあ"」
『なにまた泣いてんの？』

どうせめんどくさいって笑うくせに。
枕に顔を埋めたままとりあえずなんとかうるさいって言っておいた。
そしたらいきなり俺の肩を掴んで、足首を抑えて仰向けにするから。

『あ、泣いてんの。』
「ッぁ、っんん、っふ、ッや、め、っん"うっ、」
『かわい。』

いつもならそんなこと言わないくせに、そんな優しくキスなんてしてくれないのに。
吐息も全部食べるような貪るようなキスに思考を全部持っていかれて密着した体に腕を回した。
はあ、と息を荒げて滲んだ視界で見上げるといつもは笑ってるのになんか切羽詰まったような切ない表情で、なんとも唆る。

「っ…んで、っそ、んな、顔っ」
『え？泣いてるソクミン見たら、可愛くてしょうがなくて。』
「は、ッ、き、もちわる、っ、んっ、っ」
『だろうな。ごめん。』
「ぇ、？あ、っ、」
『好き。』

生々しい水音を立てて奥まで熱が叩きつけられて頭が真っ白になった。
あ、ああ、ってしか口から出てこなくてもうぼろっぼろに泣いて、何度も何度もイッた。
後半から記憶が途切れてた。











「…………なんだったのあれ」
『忘れて。』
「………無理。忘れらんない。なんであんなこと言ったの…俺で遊んで楽しい？人の恋心弄んで、っ」

またあの甘いキスで言葉が続けられなくなって、初めて会った時も綺麗だった目を見た。

『愛してる。』
「嘘つけ。」
『だったらそう思ってろよ。』

シーツにくるまってAの背中を見つめて一言。

「俺もだよ」





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文字数が…！！
いつか再トライしよ。そうしよ。
ありがとうございました！

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