k-popの男主短編を詰め詰め。

リクエスト。ヤンデレギョンス、実兄に恋する。 ページ36

ギョンスサイド





いつからだろう、兄に恋し始めたのは。






いつの間にか兄に恋をした。血の繋がった兄に。




同じ事務所でSHINeeとしてデビューしてて、それをペンも知ってて、




SMタウンとかではよく一緒に出たりして、密かにCPできてて、





嬉しかったけど、まあ兄も顔は悪くないから、変な虫とかついてくるわけで。(片っ端から追い払った)








「ヒョン、告白とかOKしてないよね。」





「ヒョン、ナンパされなかった？大丈夫？」




「ヒョン、しつこく触られたりしてないよね？」




「ヒョン、ドラマ出るの？ラブシーンあるんだ、へえ。相手誰？」




「ヒョン、今日は変なやつくっついて来なかった？」





不思議なくらい兄は俺の異常な執着に気付かなかった。





弟の特権というものは強かった。






テミナも兄のこと大好きだったからよく突っかかってきたりするけど弟の特権はやっぱり強かった。←



弟だから、狙ってくるヨジャグループを無視して兄に抱きついたりひたすらくっついたりできた。







「ヒョンあのさ、」






『んー？』






「彼女、とかいるの？」





『いないよ。今忙しいし。ギョンスにいつも言われてるからね。』





「そっか、」






『最近はギョンスが俺の彼女みたいな感じかなあ。』







「…え？」







『だって、告白されたとか聞いてくるし、他の人に触られた？とか、ドラマのラブシーンの時とかは凄い不機嫌になるし、』







スマホゲームから目を離さずに笑いながら兄が言うから、顔が赤くなったのがバレずに済んだ。







「いけないことだよ、弟を恋人にするなんてさ、」






そう。だから一生俺は、恋人になんかなれない。



そんなの許さない、だったら兄に恋人なんか作らせない。そう決心してる。我ながら酷い弟だなって。


それでもいい。恋愛感情は、こんなにも人の思考を狂わせる。







『でも、いけないって言われたことを、しちゃうのが人間の性だよね。』






はははと笑う兄の背中に抱きつけば、甘えたいのか？とまた笑った。






振り返った兄にそっと額にキスされてまた悲しくなった。














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ヤンデレ…、上手くかけるように頑張ります。

ありがとうございました！！

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