k-popの男主短編を詰め詰め。

リクエスト。テテのぴょんて。 ページ23

テテサイド










イライラする。









イライラするんだA。














「っん、ふぁ、あ、」












なんで、知らない女の人と会ってたの？











『テヒョナ？』









そんな、声で俺を呼ばないで。









もっと好きになるでしょ。











「ぇ、あ、なに、っん」







『いや、なんでもない、』










数時間前、知らない女の人とAが一緒にいるのを見てから、なんだか、違和感。





挙動不審、みたいな、












「A、A、」











俺がいるのに、あんな綺麗な女の人と二人きりで、いたなんて、信じたくない。






誰なのあの女の人。









ねえ、A。










『テヒョナ、なんか変だよ？』











誰がそうさせたんだ。







全部、Aのせい。











「っ…A、っ、ぁ、あっ」









Aの事を考えるだけで胸が苦しいんだよ。











『…泣いてるの？』











あ、俺、泣いてたんだ。











「っゃ、…あ、ッふ、ぇ、」











泣いてたんだと思ったら余計になんか苦しくなって、余計に涙がぼろぼろ出てくる。





泣いてる俺に戸惑ってるのか、Aが、ええっ、とか言いながらオロオロし始めた。












『テヒョナ？な、なんで泣いてるの？あ、痛かった？』









俺を抱き締めて心配そうに聞いてくる。









しばらくして、









「……………あ、の、女の人、って誰、？」













聞いちゃった。






数秒Aは固まって、女の人？、と逆に俺に聞いてきた。










「一緒にいたでしょ！あんなに仲よさげで、距離も近くて、」






『あっ、あれ、ジニヒョンだよ？』











「…………は？」








ジニヒョン？どこが？










『罰ゲームで女装させられたんだってさ。誰かに見せないとダメだったんだって。』










…なんか、…損したよ。←












『テヒョナ、そんなんで心配してたの？』










「だ、だって、…」













俺、男だし、












小さい声でそう言うとAは優しく笑って、











『男とか女とかじゃなくて、テヒョナが好き。テヒョナを愛してる。』













…俺も















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…すいません。

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