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そんなこんなで会話が弾んでいると、いつの間にか渚とコナン君が仲良くなりそうになっていた。
安室さんの休憩が終わり席を離れたタイミングで、コナン君を渚から引き剥がす。それだけで察してくれたのか、カルマが不自然じゃないよう渚に話しかけてくれた。
「沖矢さんは元気？」
「……さぁ、最近会ってないから分かんないや！」
「そっか。残念」
沖矢昴の情報を集めるには本人に近付かないと厳しいかもしれない。
今この場でコナン君から情報を引き出そうとしても、蘭ちゃん達に聞かれる可能性がある。やっぱりまずは阿笠さんの所から調べるしかないか。
……あれ、今行けばよくね？ コナン君に邪魔されないし。沖矢さんには邪魔されるかもしれないけど。
「みんなごめんっ！ 私そろそろ帰らなきゃ！」
「え、もう帰っちゃうの！？」
「園子ちゃんごめんね？ 潮田先生もいるし、カルマさんも頭いいから教えてもらって！ また今度予定立ててみんなであそぼ？」
お財布を出そうとすると、カルマと渚が奢ると言っていたのでそのままお店を出た。
外からみんなに手を振ると、コナン君が追って来ようとしていて、安室さんに止められているのが見えた。
◇
「コナン君、ダメだ」
ポアロを出た詩さんを追おうと俺も出口へ向かったのだが、安室さんに止められてしまった。
首を突っ込むなという言い方でもないし、まるで、この前の忠告を聞いてくれと言いたげな感じ……。
「コナン君？ どこか行くの？」
「あ、ううん。なんでもなーい！」
蘭にも見つかってしまったので渋々席に戻る。くそ……。
店を出ていく前、沖矢さんの名前を出して出て行ったから、多分工藤邸の方に向かったはずだ。念のために沖矢さんにメールを送っておく。
「アイツ全部飲んでってないし。てかこれうますぎじゃね。渚も飲んでみ」
「あ、うん。……ほんとだ！」
席に座ると、赤羽さんと潮田先生が、詩さんが残していったコーヒーを飲んでいた。
おいおい、間接キス……。
「それ詩さんのですよね？ 女性の飲みかけを飲むとか変態ですか？」
「別にいつもしてるし。なにー？ 嫉妬？」
「す、すみません！ 僕もよく……他の人と回し飲みとかするのでつい……」
安室さんが止めに入るも、赤羽さんはどうも喧嘩腰だ。
潮田先生は言われるまで気付かなかったのか、反省の色を見せている。
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9ねみ(プロフ) - ゴリゴリラさん» 多分オレンジとかなんですけど、別サイトの絵では赤で描かれることもあるみたいなので赤でいいかなと……すみません、変えたほうが良ければ変えます！ (2020年5月16日 15時) (
レス) id: 248753478e (このIDを非表示/違反報告)
9ねみ(プロフ) - 凛さん» 分かりました！ もう少ししたらカエデも出せるので書いてみます！ (2020年5月16日 15時) (レス) id: 248753478e (このIDを非表示/違反報告)
ゴリゴリラ - あれ、カルマの目って黄色っぽくなかったっけか？ 気のせいか？ (2020年5月16日 15時) (レス) id: 89f5f989ea (このIDを非表示/違反報告)
凛 - 9ねみさん» 恋愛的な鈍感さです。その鈍さは何処から来るんだとコナンや安室、夢主達が呆れる感じです。 (2020年5月16日 9時) (レス) id: f6fef73a07 (このIDを非表示/違反報告)
9ねみ(プロフ) - 水乃 夜空さん» コナン達側からしたら、盛永詩は偽名で本名までたどり着くきっかけはないから防衛省の人間だって気づけないし、夢主側からしたら、慎重すぎて少しでも相手に黒要素があると自分は白ですっていう意思表示ができないんですよ！でももうすぐ気付きます、気付かせます！笑 (2020年5月16日 6時) (レス) id: 248753478e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：9ねみ | 作成日時：2020年5月6日 16時
