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私を上から見下ろしていたホソクは「はぁ〜まじかよ」と、横にゴロンと寝転んで、目が合うとそのまま抱き寄せてきた。
「A、本当ごめん。ごめんね?」
「うん?」
「はぁ〜力抜けた。俺は弟に嫉妬してたのか。恥ずかし、、、」
「嫉妬してくれてたの?」
「うん、すげー妬いた。Aが俺のこと好きになればいいのにってずっと思ってた。」
「ずっとホソクだけが好きだよ。」
「俺も、ずっと好き。」
そう言ってギュッと抱きしめられた。ホソクの匂いに包まれて、ドキドキするけど安心する。「彼女になって欲しい」っていう掠れた声に、うんうんって、頷くのに精一杯で。それでもホソクは優しく笑ってくれた。気持ちが通じ合ったんだって思ったら、嬉しすぎて、幸せすぎて、鼻の奥がツンとした。
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作者名:umbrella | 作成日時:2024年3月5日 18時