想い合ってたんだってさ。 (ページ48)

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「っは？本気で言ってんの？」

ホソクの手と唇がピタッと止まる。険しい顔で私の顔を覗き込んできたその瞬間、好きって言ったこと、後悔した。

ヤバ、やらかした。
このまま抱いてもらえば、しばらく一緒にいれたかもしれないのに。

「ご、ごめん、、、」

「は？ごめんってなに？嘘ってこと？」

「ちが！、、、嘘じゃない。」

やっぱりホソク怒ってる、、、。

「知らない男と腕組んで歩いてたりさ、酒飲んで言い寄られたりさ、お前はどれだけ俺に嫉妬させるわけ？」

「し、嫉妬、、、？」

「俺さ、Aのこと好きだよ。好きすぎておかしくなりそうなくらい。だから俺のこと弄んでるならやめて。」

「弄んでない！私だってホソクのこと大好きだもん、、、」

「じゃあ学祭で一緒に歩いてた男は誰なわけ？ずいぶん仲良さそうだったけど。」

「学祭？、、、ぐぅちゃんのこと？」

「知らねーけど。」

「ぐぅちゃんは弟だよ。ジョングク、高校2年生。学祭見たいって言うから案内してたの！」

「、、、お、弟！？」

「うん、2つ下の弟。」

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