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終わって着替えを済ませると、サークルの人たちは片付けに行き、ホソクはダンスサークルの方の模擬店があるみたいで手伝いに行った。私は1人で正門へ向かう。
時間ちょうどいいかも!
「ヌナ〜!」
正門に着くと探し人はすでに待っていて、すぐに私に気付いた。
「ぐぅちゃん!おまたせ!」
「そのぐぅちゃんって言うのやめてって言ってるでしょ!」
「だってぐぅちゃんはぐぅちゃんだもん。」
「もう!」
夏休み振りに会うぐぅちゃん。高校生の時までは毎日一緒だったけど、私が一人暮らしを始めてからはこうしてたまにしか会えないからやっぱり寂しい。
「ヌナ、模擬店でチキンあるかな?チキン食べたい!」
「あると思うよ!とりあえず周ってみよっか。」
ぐぅちゃんと並んで歩く。なんだかこの短期間でさらに背が伸びた気がする。すれ違う女性陣がチラチラ振り返って行くけど、本人は全然気付いてない。気付いてないっていうか、多分今は食べ物のことしか考えてないって感じ。そういうとこ変わってないなぁ。
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作者名:umbrella | 作成日時:2024年3月5日 18時