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「あ、A〜!夏休み暇でしょ?サークルでバーベキューやるんだけど来ない?」
ジミンは私を見つけるや否や早口で聞いてきた。サークルってことは、ホソクも来るのかな?ってか私サークル関係ないけど行ってもいいのか?
「ホビヒョンも来るよ!サークルって言ってもサークル以外の人達も来るし、Aも来るの決定ね!」
「、、、私まだ何も言ってないのに」
私の考えてることは全部お見通しのようで、したり顔のジミン。いつもニコニコしてるくせに意外と意地悪なとこあるよね。
ホソクが来るなら、行きたい。
夏休みに会えるチャンスじゃん。
ジミンに、行くって返事をすれば、嬉しそうに「ホビヒョンに伝えなきゃ!」って言いながら去って行った。そんなこと言われたら期待するじゃんね。私が来るって知ったら、ホソクは喜んでくれるんじゃないかって。
大学とバイト先と家の往復だった生活が、夏休みに入るとバイト先と家の往復になった。夏休み初日、1度だけ友人とカフェに出かけた。あんなにテヒョン推しだった友人だけど、いざ仲良くなったら「なんか違った」らしくて、今は4年生のソクジンさんという人にシフトチェンジしたらしい。友人曰く、テヒョンは奇想天外すぎる、だって。
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作者名:umbrella | 作成日時:2024年3月5日 18時