サイズ感 FK ページ3
FKお付き合い済み、T視点。
ただただ妄想が暴走しただけなのでクレームはご容赦ください。
「はよー・・・え？」
楽屋のドアを開けると珍しい光景が広がっていた。
今日は七人揃っての仕事で、宮田とニカ以外集まっていた。
珍しい光景というのは、奥のソファで台本を読み込んでいるミツ、、、を後ろから抱き込んでいるガヤだった。
ドラマや舞台が続いているミツが台本を読んでいるのはいいとして、付き合っているとはいえ、楽屋でこんなにべったりしている二人を見るのは初めてで驚く。
周りを見渡すと端の方でニヤニヤしてる千賀さんと、ガヤの少し後ろで呆れた顔でガヤを見ているワッター。
ミツは台本から顔を上げ、何事もない顔で「おう」と返してきた。
「いやいや、堂々としすぎじゃない？誰か来たらどうすんの？！」
スタッフが入ってきたら誤魔化しようがない状況にミツが
「俺だって何度も剥がしたよ？でもこいつ俺の言うこともよこーさんの言うことも全然聞かねーんだもん」
最近仕事でもプライベートでも会うたびにこんな感じらしく、最終的に面倒くさくなって放置していると呆れ顔のミツが愚痴る。
そこにずっと黙っていたガヤが声を荒げる。
「北山は俺の危機を全然わかってない！」
「いや、ドン・ジュアンさんがやべーヤツなのはわかったよ」
と冷ややかなミツ。
「ドン・ジュアンとミツといちゃつくのと何の関係があるのさ」
わけがわからない俺。
「・・・最近、忙しくて北山が不足してる。で、つい似てる人を見るとふらふらっと、、、」
「似てる人？そんなんいたっけ？？」
「・・・ラファエル君」
「・・・っは？！ドン・ジュアンの？全然似てなくない？？」
「後ろ向いてるとやばいんだよ！サイズ感とか、髪の感じとか！！ついふらふらっと近づいて我に返るの。このままだとカンパニーの危機だから！！」
呆れているミツをぎゅうぎゅう抱きしめながら訳のわからないことを言っている。
「会える時に北山を充電しないと」
言いながらミツの髪に顔を埋めるガヤ。
「・・・ガヤ、疲れてるんだね」
俺もなんだか面倒くさくなった。
同級生に変な事されても困るし、ここはミツに犠牲になってもらおう。
ミツは小さくため息をつきながらも、首にまわった腕を優しくポンポンと叩いた。
Fin
(Kさんとラファエルさんの身長が一緒と伺って、ただそれだけです。
Kさんお誕生日おめでとうございます！)
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桃しろくま(プロフ) - かなとさん» ご指摘ありがとうございます、訂正しました。 (2019年6月15日 1時) (
レス) id: f1ceb06e24 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年6月14日 22時) (レス) id: 82c100843c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桃しろくま | 作成日時：2019年6月14日 19時
