white road (ページ2)

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姿ページ2

youside

親に連れられて見に来た日プのファイナル

もちろん兄が出ているから配信されているのも見てきたから全員の顔と名前が一致する
ついでに僕の1pickはアントニーくん
兄は2pickね、仕方なく入れてあげた

『久しぶりに柾兄生で見る気がする。』

「そうだっけ？」

『お母さん前会いに言った時僕行かなかったからさ。』

「あーそっか。ていうかなんでそんな平常心なのよ。」

『だってデビューするでしょ多分。』

「そう信じたいけど何があるか分からないのがプデュだからさ。まぁ大人しく座っててね。」

『はーい。』

お母さんは僕を何歳だと思ってるのか時々分からなくなる
大人しく座っててねって僕は幼稚園児かっていうの

僕は柾兄と10こ歳が離れてるからあんま喧嘩とかもしたことなくて甘やかされて来た気がする

でも高校卒業した後愛知出て東京行っちゃったしコロナもあって最近は全然会えてなかったんだよね

遠くからだけど久しぶりに見た柾兄の姿は今までで1番きらきら輝いていた

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木村side

無事にonedayの撮影も終わりみんなで裏に戻る

生放送を順位発表を前にしてめちゃくちゃに緊張してるんだけどさっきちらっと見えたAの姿を思いだして1人微笑んでいたらアントニーに怪訝な顔された

「柾哉くん家族見つけられましたか？」

『うん。手振ってたからわかりやすかった。』

「どの辺でした？」

『前の右らへん。』

「もしかして両親と小学生ぐらいの男の子ですか？」

『え、なんで京介わかるの？』

「俺の家族その横にいたんです。」

『え、まじ？全然わからなかったや。』

「ていうか柾哉くん弟いたんですか？」

『あー言ってなかったけ。うん、今中2かな、14歳。』

「めっちゃ歳離れてる！弟くんさっき少し話題になってましたよ。関係者席に美少年いるって。」

『え、まじ！俺の弟ってことは黙っといて！お願い！』

「いいですけどなんで？」

『だって大切な弟だもん。』

「いや、誰もとらないとおもうけど、、」

「柾哉ー、京介ー行くよー。」

『わかったー！行こっか。』