しっかりしてよ… ページ41
安定「えー」
清光「はぁ……」
主が戻ってこないので、呼んでくることになった。
芋はもうすでに出来上がり、燃えきった落ち葉の山から取り出している。
安定「どうしたんだろ」
清光「うーん」
安定「書類の山に埋まってたりして」
清光「あり得る」
主の部屋の前につくと、何も音は聞こえなかった。
安定と顔を見合わせて、襖をゆっくり開けると、筆をもって、作業している主がいた。
清光「……主ぃー？」
「ん？！あ！もう？！ごめんね！今行く！」
書き留めていた紙と冊子をまとめ、数冊の資料を持ち抱えて部屋を出る。
「おっとっと」と少しつまずいて俺達と並んだ。
安定「それは？」
「もう要らないやつ」
安定「えっもう終わったの？！」
「いやいや！ちょっと分からないことがあったから、確かめ程度に見たかっただけなやつ！そんなすぐに終わらないんだよ、これ！」
安定「ふーん？そんなに難しいの？」
「もうね、2度とやりたくないくらいね」
安定「そんなになんだ」
清光「……寝れないほどなんて、まるでブラック企業……」
ボソッっと後ろで呟いた言葉に、主は目を丸くして振り向き、叫んだ。
「確かにっ！！！！」
そして主は、持っていた資料を全て安定に押し付け、自室に走り出す。
安定「え？」
清光「え、ちょっ、主？！」
慌てて俺達も追いかけると、こんのすけと話している主を見つけた。
「まるでブラック企業！」
こんのすけ「と言われましてもー……」
「せめてこれに関しては別の人がやったりさぁ！」
こんのすけ「そう言ってくだされば…」
「これなんか、私1人でやったら何時までたっても終わらないよ！」
こんのすけ「みたいですね」
「どうにかして？！私寝たいし遊びたい！！」
こんのすけ「分かりました。では、調整してみます。……が、何故こうなってるのかはお分かりかと」
「…分かってる分かってる」
こんのすけ「では、私はこれで。あ、審神者様。くれぐれも、変な気は起こさないように！」
「はぁい」
そう、話が終わると煙と共に姿を消したこんのすけ。
「よしっ」と腰に手を当てて振り向く主。
「芋食べよ！」
清光「え、何だったの結局」
「社畜になるところだった…。怖ぇ…」
安定「なってたよ、すでに」
「うるさいうるさい！もう安定なんて知らない！芋食べる！」
安定「そうだねー。食べよー」
清光「スルースキル」
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篠屋裕季(プロフ) - ……わぁ(すごぉい……) (2019年4月1日 0時) (携帯から) (
レス) id: f2dc7330c9 (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - カロさん» わわっ！ありがとうございます！なるべく早く更新できるように頑張りますね！ (2018年7月27日 18時) (レス) id: 67d174a554 (このIDを非表示/違反報告)
カロ - 椎茸……嫌だ!! 無理！そんなパーティー嫌だ!!でも,こんな本丸で、過ごしてみたい……。というか、さすが,清光… 更新頑張って下さいね!! (2018年7月27日 18時) (レス) id: cab3b979f4 (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - ダサクシャ522さん» 好きですよー。映画も見ました(笑)素晴らしい作品ですよね。 (2017年8月25日 17時) (レス) id: 67d174a554 (このIDを非表示/違反報告)
ダサクシャ522 - 鋼の連金術○好きなんですか？私録画あります←いつまでおいてんだよ (2017年8月25日 12時) (レス) id: 577bbc7a82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風鈴 x他1人 | 作成日時：2017年1月2日 23時
